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拙者、人付き合い下手くそ侍

こないだの月曜日、会社に通勤中の電車の中でふと思った。

(私は人付き合いが下手だなぁ…)

最悪である。これから会社行って終日働かなければならないのに、スタート前にこんなネガティブな事が頭をよぎるなんて。
いや、むしろこれから終日働かなければというネガティブな状況が、こんな悲しいワードを生み出したのかもしれない。

鶏が先か卵が先かみたいな状態だが、まぁそれは置いておこう。
そう、私は34年生きているのに人付き合いが下手くそだ。

なんだろう、「人付き合い」って侍同士が斬り結ぶような感じがする。
人にはそれぞれ関係性の「間合い」のようなものがあり、会話という「刀」で斬り結びながら距離を詰める、みたいな。

人付き合いが上手い人は、あえて相手の間合いの深いところに飛び込む。
そしてその中で相手の太刀を捌きながら、時には自分の太刀を繰り出す。そうやって徐々に知り合いの間合いから友達の間合いへ、友達の間合いから親友の間合いへと距離を詰めていく。

一方私は相手の太刀を捌く技術が無いので、間合いの中に飛び込まない。
間合いの外から鞘に入ったままの刀に手を添えて、斬りかかるふりをしている。そして、剣道みたいに「やー!」とか声を上げてる(当たり障りのない会話しかしてない)。

太刀を捌けないのであれば、自分から斬りかかれば良いのに、それも出来ない。なぜなら刀がとても短いから。
つまり、語れる程の話のネタ、例えば趣味の話やためになる情報、すべらない話などを持ち得ていない。

なんか自分で言ってて悲しくなってきた。
そもそも斬り結ぶ勇気がない私は侍ですら無い気がする。

農民とかかな。
タイトルを「おら、農民」とかに変えたほうが良いかもしれない。

オッス、おら農民!

少し悟空感が出てきて強そうだろうか。
いや、そういう事じゃないよね。
人付き合いって、侍 対 悟空じゃないもんね。
悟空強すぎて会話の刀折れちゃうし、間合いの外からかめはめ波出せるしで、それは人付き合いにならなそう。

悟空は相手の事を気にせず空気読まず好き勝手言うタイプの人だな、きっと。


なんかまた話がずれちゃったよ…。
こんなんばっかり。

まあとにかくアレですね、noteに何か書く事が、刀を鍛える事になっているといいなって思いました。

おわり



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