クリエイター(仮)としての愉しみ


趣味:映画鑑賞や音楽鑑賞、美味しいごはんやさん巡り
よくある回答だけれど、確かに楽しい。
しかし、享受する側でいる限り…享受することしかできないのだ。
発表されるのを、待つ。
提供されるのを、待つ。
与える側がいなくなってしまえばそれまでだ。
自分の楽しみは、自分で見出さなければならない。

とても話が面白く、会うたびに楽しませてくれる友人がいる。その人と過ごす時間、それは何にも替え難いし、とても充実した時間となる。
しかし、毎日友人といるわけにはいかないのだから(特にこの年齢になると、自分で家族を作り出す側の人も増えるから)自分一人でも楽しめる方法を手に入れなければ、自分で自分を楽しませることができない。
友人に会えない間はつまらない人生を送るのか。そんなの、つらすぎる。

そう思ったわたしは、自分で楽しみを作れるクリエイターの素晴らしさに気づいた。
ここでのクリエイターとは、決して世に発表するような、壮大な作品の製作者ばかりを指すのではない。
例えば自分が食べるごはんやお菓子をつくること
自分のお気に入りの音楽を自分で演奏してみたり
自分が感じたこと、考えたこと、本やネットの世界から学んだことを言葉にしてアウトプットすること
それら一つひとつがクリエイト、することだと思う。
もちろん、その過程には映画を観て心を動かされる体験があったり
誰かの作った美味しい食事に感動する時間があるだろう。
意識しないと人はインプットばかりになってしまう。
アウトプットの方法を、喋りだけではなく
文字に書き起こしたり、絵に描いてみたり、音に乗せてみたりと
増幅させること、それによって自分の人生を更に豊かにできるのではないだろうか。

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