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2021年:仕事を振り返る

りんごの収穫も終わり、
りんごの出荷も終わり、
りんごの年内の加工も終わりが見えつつある時期になってきました。

2021年は本当に自然災害にやられた年でした。
春先の霜害からはじまり、6月に雹害に襲われました。
霜害で量が少ないうえに、雹で傷が付いてしまい。
今年は、収入があるのだろうか?と春から不安な年でした。

それでも、秋になると全国的にりんご不足、果物不足からくる高値で、収量、品質の割には、収入減はおさえられたのではないかと思います。

また、幸い、収入保険に加入した年でもあるので、
最悪、保険で生活はできるな、という安心もありました。
(収入保険は、絶対入った方が良いですよ)

さて、本来はまだ忙しい時期なのですが、
自分は今、割とのんびり過ごさせてもらっています。

その理由。

体調を崩したからです。
夏はそれなりに運動をし、日々、ストレッチと筋トレもして過ごしていました。
そこに過信があったのかもしれません。
12月初旬に、腰痛を患い、そこから、重いものを全く持てなくなりました。
かなり深い部分へのダメージがあったのかと思います。

数年に一度は腰痛を発症するのですが、今回の腰痛は、実務ができないほど。
痛み止めも効かず、今はスタッフに仕事をお願いしている次第です。

自分は事務作業をしたり、書類を整理したり、書斎の整理をしたり、
今までなかなか手をつけられなかった、「後でやろうタスク」をこなしています。

養生期間も一週間を超えると、実務をしないストレスが出てきます。
現場で仕事をしていないストレス。
誰かに仕事をお願いしているストレス。

体調不良で、無理をしてはいけないと思いつつ、
やはり、休んでしまっている「背徳感」のようなものがあり。

だめなときは、人に任せる。
それも大事なことと頭ではわかっているつもりでも。
なかなかそれを受け入れるのは簡単ではないようです。

農業=自営業。
自営業は体が資本です。
体をメンテナンスすることも、体調を維持することも、
仕事と同様に大事だということを改めて気付かされました。

無理しなければいけないときもあるけど、
オーバーワークになるほど無理してはいけない。

人にお願いできる環境をつくる。
自分しかできない仕事を減らしていく。

体調を崩したことで、また一つ改善して行かなくてはいけないことが見えてきたような気がします。

すべては体が資本です。

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