6月10日からはじめたREALITY配信について

アプリをインストールしようとした当初、俺は何を思っていたか、書こう。書いておこう。

俺の記憶力は、全然優れてないから、早いうちに書いておかないと忘れちゃう。

インストールした当初、選択肢は2つあった。配信を聞く専門として動くか、自ら配信をしてみるか。

俺はネットを用いた配信をやったこともないし、一人で話すことも、他人と円滑にコミュニケーションすることも、得意ではないし、そもそも人見知りだ。

アプリユーザーの世代比率はわからないが、
おそらく、俺は少数側で、10~20代が大半なんだろうと思った。

配信してみる、を避けるネガティブ要素としては、かなり十分であり、配信してみっかと決めたあとも怖かった。


はじめの一歩

ではなぜ、そんな状況で
配信やってみるを選択したかと言えば、「変化」が必要だろうと直感したからだ。

山の上、対人のふれあいは、皆無。この環境下でも、生活費を捻出する程度の仕事は、パソコンとインターネット回線を用いてできてしまう。

しかし、俺の未来に目を向けたときに、
この繰り返しでは、進歩がない発展がない、
到底、俺が望む未来への道、には見えなかった。

発達障害の診断を受けたあと、
俺の意識は大きく変わり、
以前にはさほどなかった、自分の存在を世の中に示したい感情が強くなった。

俺の知る限り、
示す方法は、「話す」か「書く」かだと思ってる。 

人によっては、踊るとか、何らかのアクションも自分の存在を世に示す手段となろうが、
それは俺の世界じゃない。

で、書く、
に関しては、そこそこいろいろ書いてきたし、

さあ、書いてみろと
言われてもそれなりにできそうな気がしていた。一方、話す、はどうか?

全くできそうになかった。経験値がない。
友達とたまに会ったときに喋るくらい。下手ではないと思うが、なにか流暢に話せるだとか、技術的に優れてるわけでもない。

今の世を見たときに、書くと話すを比べて、
どっちが早く強く届くかと考えると、俺は、話すほうだろと思った。

人前で話す、動画や生放送で不特定多数に向けて話す。このスピード感や、人に刺す威力にくらべて、書くが勝つ場合は限定的で、かなり難易度の高いものとなるはずにおもえた。

人生の目的意識が、診断後、大きく変わった。
発信をしたい。その熱意に引っ張られるように、
話せる自分を作りたい欲求が、燃えていたのだ。

だから何層もの怖い理由を乗り越えて、
一歩前に、踏み出した。

結論から先に言うと、配信をはじめて良かった。
怖かったけど、一歩前に動いてよかった。

なぜなら、
やってみたらそこまで怖いことではない上に、
やらなかったら得ることのなかった、貴重なモノを得られているからだ。

REALITYで得られたもの

90年代、今俺と同年代の格ゲー勢は、
ゲームセンターにたむろして、格ゲーに明け暮れ、
そしてその閉ざされた空間の中で、親交を深めたそうな。

学校や社会からは、のけ者にされるような連中だったが、
ある意味、突出した個性に満ちていた。そういった者たちが、
ゲームセンター内では互いを認め合って、深い関係性を構築していった、そうな。

俺はその類の昔話を、耳にするたび、羨ましさを感じていた。俺だって似たようなもんだったが、俺にはそんな素敵な環境、なかったぜと。

俺は、サッカーはチームの誰よりも上手かったと思うが、
チームの誰よりもチームメイトと馴染めてなかったように思う。

まず感性が違う。面白いと思える内容に共通項がない。
むしろ、サッカーなんてクソと思ってるような層のほうが話が合う。
サッカーは好きだが、サッカーをやる連中とは合わん。サッカーやってるのにこれでは悲劇的な気がするw

ま、そんな話は置いといて、
REALITYにどんな人間たちが集まっているのか、
正確に把握はできない。しかし、おれにとって思い浮かぶイメージは、
格ゲー勢における昔のゲームセンターだった。

俺の居場所を見つけた! なんて、そこまでの感慨はないが、
俺が過去に存在してきた世界では見つけられない個性を、
結構目にすることができたので嬉しく思っている。

自分が配信をすると、訪れてくれる人が少しずつ、増えてきた。とてつもない人数が溢れることなど、求めてないし、できる気もしない。だって溢れたら俺がやりたい、対話、ができないでしょ? 俺がやりたい解像度の高いコミュニケーションができないでしょ? だったら意味がないのだ。

今後どうするか

当初の目論見どおり、継続して話をすることで、自分の思考を言語化する能力というか、質を上げていきたいと考える。ちょろっとやって身につくものではないから継続する。

また、実生活においても親密になれる異性なんかが構築できたら、
更に俺の人生レベルが上昇するはずだ。俺には必要だ。俺を理解してくれてときに助け合い、色々な話ができるパートナーが。

どうすれば、そのようなパートナーと出会えるのか、現状見当もつかないが、日々、「どうすれば?」を念頭に起きつつ、前向きに行動してみるしか、道を切り開く術はないだろう。ビビっててもしょうがないし、REALITYの体験を通して俺のビビらない範囲は広がった。

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