「エレファントマン」が刺さる
奇形の青年の話っていうこと以外はほとんど内容は知らなかったんだ。
見たい!って思ったきっかけはやっぱり、怖いもの見たさなの。
きっとそれも見透かされてるかのようなストーリーだった。
どこかでこういう人を下に見ている自分に嫌悪感を感じちゃってた。
グレイテスト・ショーマンは、音楽がすごいって聞いていたから、これは映画館で見たいなって思って見に行った。
音楽は本当に素晴らしかったし、ストーリーも良かった。
だけど、「見世物小屋」という存在をほぼ初めて知って、ちょっともやっとしたものが残った。
障害を持っていても、あんな芸ができるんだ!って感動?すること自体、ああいう人たちを差別して見下してるような気がしちゃって。
こんなことを考えるのは今更なんだけど。
でもこうやって改めて考えるきっかけをつくってもらえるのも映画のいいところ。
どんな考え方が良くて、どんな接し方が正解で、それが私たちからみて正解なだけなのか、当事者はどう思うのか、、、
偽善に見えてしまう行動もあるのは確かだけど、やらない善よりやる偽善って言葉があるくらいだしね。
エレファントマンからは、汚れた私にはない謙虚さ、穏やかさ、新しいもの、憧れていたものに触れたキラキラした気持ち、純粋さを感じたし、それが、なんかグサグサ刺さった。
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