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10年勤めた会社を退職しました。

昨日付で、10年勤めた会社を退職しました。
先はまだ決まっておりません。
自分と向き合う時間を作りました。

退職日当日は、今までいっしょに仕事をした先輩や後輩、同期がわざわざ私のいる店舗まで足を運んでくれました。
寄せ書きの入ったアルバムもいただいて、ひとりひとりからのメッセージを読んでいると、正直辛いことの方が多かったけど、この会社に入社して、たくさんの人に出会えて私はよかったんだと、10年前の自分を初めて褒めれた気がします。

最後の終礼はそれぞれの想いがあって、涙を浮かべたり流したり。
私はみんなが泣くと自分は泣けないタイプで、そのまま笑顔で精一杯のお礼を伝えました。
だけどやっぱり、家に帰って寝る前に、みんなからのお手紙を読んで一人で泣きました。
手紙の言葉にうれしいのと、さみしいのと。

「いっぱい悩んだろうけど、今は少し休んでね。りんごあめちゃんなら大丈夫。今後の人生も応援しているよ。これからも仲良くしてね。」

私は営業も事務職も中途半端で、数字を取れる人、事務に精通してる人が会社にとって必要とされてるんだなぁってとっても羨ましくて。
私にできることはみんなが働きやすい環境をサポートしてあげられることだけだと一生懸命駆け抜けたけど、それは間違いなかったのかもって。
10年間が報われた気がして、自然と涙が溢れました。
私にも、みんなみたいに役に立てていた面があって、ありがたいことに、さよならを惜しんでもらえる人になっていたんだ。

無駄じゃなかった。この10年。
会社のことはくそっ!って思う。
でも、これからの私が私のままでいいって思えそうな理由となったのは、くそっ!て思う会社でいっしょに働いた仲間でした。

みんな、ありがとう。


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