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単身赴任の思い出

約10年前に、単身赴任で夫が東京、私と子供たちは関西で離れて暮らしたことを、思い出すきっかけを頂いた。今振り返るべく、そのときのことちゃんと思い出しておきたい。

先が見えなくて不安がいっぱい。一番下の子は6ヶ月、真ん中は3歳、一番上の子が6歳。いつもピリピリと緊張状態。出来ることが増えても一緒に喜び合えない不安ともどかしさ。怒りも心の中に蓄積されていく。

旦那さんとは電話で何度もけんかした。しんどいのは私だけじゃないのに。あるとき、電話で大口論になり、旦那さんが力ない声で「もう死にたい」と言って電話がプツッと切れた。旦那さんの友人にも電話をかけて、あたふたしたことを思い出す。

あとで電源が切れただけだと分かったが。

単身赴任のいろんな情報をネットで見ては不安と恐怖におののいていた。

旦那さんが浮気する夢も見た。

夢の中では、「それはそれで仕方ないことかも知れないな。」と冷静に受け止めている自分がいた。

本当にずっと緊張状態だった。

もし今回の転勤がないことになったとしたら、4人目が欲しいなあと淡い望みを描いていた。それが消えて自分を奮い立たせた。一番下の子にはその思いがいっぱい乗っかかってしまっているかも知れない。

あれこれ散らかりすぎてまとまらないので、今日はここまで。



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