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人生初のピアノレッスン受講

楽譜はそこそこ読める、弾いたらそこそこ音楽として聞こえる感じ(?)、何より自分にお金をかけるなんてもったいないと思っていた。
だけど、発表会での素晴らしい演奏の数々にわたしもちゃんとピアノを弾きたい!と思った。

子どものレッスンの付き添いで、一石三鳥くらいになるように、と子どものレッスンを食い入るように見て、そういうふうに弾けばいいんだ、と、自分なりに弾くときにイメージしていた。

だけど、子どもがピアノの前に座っているのを横から見るのと、自分がピアノの前に座り先生の指導を受けるのでは全く緊張感が違った。
本当に、本当に、なんでも体験してみて初めて分かる。
頭でっかちで、傷つくことを恐れる私にとって、また一つ、扉が開いた感覚がある。

自己流、自己陶酔で弾いてきたピアノに、先生の鋭い視点が入ることで、次回までどこをどんなふうに、気を付けて練習すればいいのかが見えて、練習にも熱の入り方が違ってくる。

帰ってすぐに教えられたことを確認しながら弾いていたら、あっという間に一時間二時間経ってしまった。

自分が子どもの時に先生に出会いたかった。いや、今だからベストなんだ、そう自分に言い聞かせ、生活と折り合いつけながらまた新しく始まったピアノ人生を大切にしたい。

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