スタエフ始めてからずっとありがとう

「りんりん、ショパンの曲ってアップしてたっけ?」ライブでほっしーさんとお話しする機会があったときそう聞かれた。

ショパンは私の一番好きなクラシック音楽家で、挑戦していきたいと思いつつ、毎日の配信を積み重ねていくことを優先すると、どうしても、後回しでエネルギーをしっかりためて、と思って、後回しになっていた。

「りんりん、なかったらなかったでええわ。わしがギターでそれっぽく弾くから。りんりん忙しいやろ」と言われたので、決して強制されてはいないけど、聴いてしまった以上、「ああ、そうですね」と放置できない私の性格。聴いてしまった以上は、弾いてみようと思った。

楽譜は読めてるけど、演奏はところどころ音を外し、テンポが狂い、いつ止まるか分からない、不安一杯の演奏。だけど、それが今の私には精一杯だったので、ありのままの状態をアップした。決して上手とは言えないけど、一生懸命弾いているのが伝わってくる、とリアルの友達にも言われたことがあった。まさに、その通りだった。

そしてその配信をほっしーさんも受け止めてくれてtweetしてくれた。

このtweetを見た瞬間大笑いするとともに、とっても懐かしい感覚に陥った。ほっしーさんが2020年10月10日に私のチャンネルをご自分の配信で紹介してくれた。とってもびっくりして、聴いててあまりにも的確でおもしろくて恥ずかしくて、何よりも嬉しかった。そして今回のこのtweet。

確かに、ほっしーさんのためって言うのもあったけど、自分が何より前から弾きたいと思っていた曲って言うのは絶対にあった。録音環境も家のリビングで、なので、いろんな音が入っているし・・・(笑)

それをこんな風に的確にコミカルにやさしく表現してくれるほっしーさんの温かさが嬉しかった。

神経の細かい、恐怖心一杯の私がここまでスタエフを続けてこられたのも、こんな出会いの一つ一つがあったからだとしみじみ思う機会を頂いた。


そしてほっしーさんのラジオドラマ配信。

私のいつ止まるか分からなさそうな不安なBGMで素敵な切ないコミカルな創作ドラマを演じていた。最初、自分の演奏がどこで止まるかはずすかばかりが気になってしまって、ほっしーさんの語りが全く入ってこなかったが(笑)そんなショパンをバックに淡々と語るほっしーさんに、最初、笑いが込み上げたけど、物語の深さにしんみりともした。

スタエフをこれからどう続けていけるのか、先のことは全く分からないけど、一人でも、聴いてくれる人がいる限り、私が弾きたい曲がある限り、続けていけたら良いな、と自信なさげに思う相変わらずの私であった。


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