情シスSlackで幸せになった話
こんにちは、IT企業でコーポレートエンジニアをやっているyokoyamaです。
約半年前に情シスのコミュニティ(corp-engr.slack.com)を作りました。
※響きがしっくりくるので本記事ではコーポレートエンジニアではなく、情シスと書きます。
情シス(corp-engr)Slack作りました!
— Yokoyama-EX🦔 (@Ringo_o_7) April 10, 2019
バリバリの方からちょっと覗いてみたい方までどなたでもwelcomeです!まだ人も情報も少ないですがみんなで盛り上げていけたらなと思ってます!
いろんな人に届くように拡散していただけると嬉しいです!w
▼招待リンクhttps://t.co/p4V5zVyfiD
ありがたいことに2019年10月27日現在、約530名以上のメンバーが参加していて、毎日様々な情報が飛び交っています。
これからどういうコミュニティなのか、大切にしていること、そして幸せになったという話を書きたいと思います。
きっかけは突然
Twitterで募集していたG Suite勉強会に参加しました。
【参加者募集】4/9(火)情シス-GSuite運用 課題共有会
— なーねこ@情シス/人事/エンジニア (@na2neko) April 5, 2019
https://t.co/fXPAVJ59rs #bosyu #エンジニア #情シス
勉強会終了間際にコミュニティ作りたいと提案をし、その場に参加していて賛同してくれた5名が今の管理者です。感謝。
作った後はこんな感じで認識を合わせたり、方針やルールを決めました。
![iOS の画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15533558/picture_pc_f65230583068f9b5afcace27f1ed2e9d.jpg?width=1200)
気軽に聞ける、相談できる場が欲しい
ありきたりすぎるのですが、さらに言えば回答も早く欲しいなー、なんて。
システム導入の相談からなぜか照明、観葉植物まで大小様々な問い合わせや相談がある情シスにとって、すぐ質問できて、すぐ回答があるってめちゃくちゃ助かるんです。そして嬉しい。
コーポレートエンジニア Slack、投稿したら誰かしらが爆速でレスポンスしてくれるので、問題解決の場としてかなり良い
— rotomx 🎃 (@rotomx) October 3, 2019
情シスSlack、誰かが質問したらものすごいスピードで回答が付くあの感じはすごい。
— すでぃ (@thdy5) October 8, 2019
少なくとも自分は今までこんなコミュニティには参加したことが無かったので、ありがたい存在ですね。
これから先、参加者が増えて行った時に今の雰囲気のまま続くと良いんだけど…
早い回答をもらうにはメッセージを送ることに抵抗があってはいけません。
「この質問したら無知と思われるかも」
「こんな相談したら恥ずかしいな」
「自信がないから回答するのやめようかな」
そう思わせないため、当初は管理者が率先して発信、回答、リアクションをすることを心がけました。
まずは反応する。
意識したのは最初だけで、気づいたら一つの投稿に返信がないことは少なくなり、今となってはスレッドにならないことはほとんどないです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15543355/picture_pc_c9b4c46a44f26b6b6b6c6ec7b45fc464.png?width=1200)
ここは #free_talk という雑談チャンネルです。
少し見ていただければ分かると思いますが、どんな話題でも話せる場所です!
導入事例や選定理由、生の声が聞ける
自分で調べたあと欲しくなるのは他社での評価や導入事例、選定理由です。
最近は感覚がマヒして当たり前になりつつあるのですが、同じ目線の意見を聞けるってすごい貴重な情報ですよね。
最終的には実際に触ってみて、自社に合った選定をすると思うのですが、
一意見に偏ることなく、場合によっては議論をしながら得られる情報は大変多くのことを気づかせてくれます。
少し前に「少しでも梱包や箱つぶしを楽しみたい」という理由からカッターナイフを買った方が商品を共有してくれました。
次々に購入し、Twitterでもコミュニティでも大盛り上がりでした!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15543336/picture_pc_7998f44c5c4ce8874161fedea74c4797.png?width=1200)
いま話題の(?)ダンボールが超よく切れるカッター届いた! pic.twitter.com/LGiNCtgtck
— sumi@情シスの姐さん (@suemin_jp) October 1, 2019
自分も例のカッターかったー pic.twitter.com/f4C6kNvN6l
— ねないこだれだ (@inchikise) October 4, 2019
コミュニティで大切にしていること
コミュニティは"情シス同士の気軽な情報共有、相談できる場"です。
立ち上げ当初からブレずに大切にしていることは3つ。
■ 敷居を低く
■ 関わり方は自由
■ 全ての意見を反映させない
■敷居を低く
コミュニティを継続していくには必ず共感するメンバーに参加してもらい、ここは面白いかもと思わせることが必要です。
少しでも興味を持ってくれた人には手間なく参加してもらいたいという気持ちから申請制や招待制にしていません。
仮に申請制にしたとしても誰もこの人はOK、この人はNGと判断できませんし、何より面倒じゃないですか。
また、不安になったり、心配することなく投稿できるよう常に心理的安全性の高い雰囲気で、発言の敷居も低くあって欲しいと思っています。
■関わり方は自由
基本的にメンバーの行動をルールで強制するようなことはありません。
例えば、「参加したら自己紹介してください」とか「会社名やTwitter IDは載せること」など。
皆、様々な目的で参加してくれています。
「一人情シスで困ったことがたくさん!いっぱい質問しちゃうぞ!」
「情報収集の場として活用しよう」
「他社の情シスと繋がりを持ちたいッス!」
「一旦、ROM専で...」
気軽に参加してもらい、合わなければ抜けて、良いかもと思ったなら様子見、あなたにあった関わり方で活用してください。
■全ての意見を取り込まない
コミュニティをやっていると避けては通れない道です。
方針やルール、イベントの運営、頻度などについて様々な意見があり、人数も増えると、雰囲気や空気は気づかぬうちに少しずつ変化していきます。
コミュニティが間違った方向に進まないように舵を取り、時には変えないことも必要です。
目的を見失わず、変わらず良いコミュニティでいることは一番難しい気がします。
定期的なオフ会も大事
先日、第二回目の情シスSlack交流会がありました。
本日はコーポレートエンジニア×情シス LT&交流会の第二回!今回はLTもさせていただくことになりました。
— 吉田航 (@_w_yoshida) October 25, 2019
もしかしたらライブ配信もあるかもしれないので、参加できなかった方や興味がある方はTwitterや情シスSlackをチェックしておいてください。#corpengr https://t.co/dw4ohOQRbZ
オフ会はコミュニティを盛り上げるために必要な大事なイベントです。
Twitterで知ってる人やSlackでよく見かける人と直接会うと会った前とはまたちょっと違った感覚(安心感のような?)で接することができると思います。
【ブログ書いたよ】コーポレートエンジニアの集まりに参加してきました|goza(ござ先輩 / YUMOTO Michitaka) #corpengr https://t.co/5duV4vg8Zr
— ちなヤクのござ先輩 (@gothedistance) October 28, 2019
毎回compassで募集しているので「情シスSlackには参加していないけど...」という方も是非是非遊び来てください!
次回は大忘年会かな?
幸せになりました
コミュニティから年齢、性別、場所、会社関係ない繋がりが生まれ、情報の発信も勉強もイベントの参加も今まで以上に楽しくなりました。
刺激を受け、アウトプットを意識し、間違いなく半年前より成長していると思います。
これまであたかも私がやりましたって文章になっていますが、やろうと言ってくれた発足時のメンバーや共感して一緒に盛り上げてくださった皆さんのおかげです。本当に。
みんな優秀で、優しくて、面白いです。
そんな人たちと繋がりを持てたのも運が良かった。
もしここまで見て興味を持った方は是非一緒に。
そして世の情シスに届くようにシェアしていただくと嬉しいです。
こちらのページからご参加できます!
https://corp-engr.jp/