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積み立て投資でお金をふやすの要約と所感

めちゃめちゃ読みやすいので(半分以上漫画)、読むのが遅い私でも2時間くらいで読めました。

ざっくりまとめると、今後経済が成長していき、インフレになっていけば、お金の価値が下がるので、預金しているだけでは、価値が目減りしちゃうから、投資しましょう。投資するなら、ドルコスト平均法で投資信託しましょう。保険は変額保険にしましょう。投資を始めたら年に数回はリバランスしましょう。という内容です。

投資信託

ドルコスト平均法といって、毎月決まった額を投資していくやり方がいい。価格が変動することに一喜一憂してはいけない。価格が下がっていても、我慢して毎月決まった額を投資する。そうすれば、同じ2万円の投資でも価格が下がっているときには、その分多くの口数が買えるのだから、長期的に見たら儲けが出やすい。また一つの株式や債権を買うのではなく、分散投資を行ってリスクヘッジを行うことが大事。

変額保険

保険と投資が組み合わさった金融商品。一般的に加入している人が多いのは定額保険で、死亡したら500万円とか金額が決まっているが、変額保険はその名の通り、投資の成績によって死亡保障も満期を迎えたときに支払われる金額も変わってくる。世の中のお金の価値が変動するのであれば、長期間かけて定額の保険金より、変動する方がいいんじゃないのか、という考え方の保険。

リバランス

値上がりしている商品を売却して、値下がりしている商品を買い増す。値上がりしているのなら売却をして利鞘を稼げるし、高い単価で買い続けないという意味もある。値下がりしていれば、買うのは怖く思えるが、安い単価ならたくさん買える、とも考えられる。単価の上がり下がりを逐一確認してベストなタイミングで売り買いをするのではなくて、あくまで年に2,3回程度保有する金融商品の調整を行う、という感覚で行う。

◾︎所感

すごく読みやすいし、わかりやすいので、NISAとかiDeCoとか気になってて始めたいけどあまり知識がないっていう方は、これ一冊でもだいぶ投資の方針を決める役に立つんじゃないかと思います。変額保険なんて知らなかったですし、変えようかなと思いました。投資を始めるとっかかりとしては非常にわかりやすくておすすめです。


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