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Vol.2: 教員1年目の最難関『初任研』の乗り越え方

毎月ある研究授業
終わりのない指導案作成

そう、初任者研修ってかなり大変なんです。
初任者研修=初任研は、教員採用試験に合格した
教員1年目の必修研修のことです。

教員2年目には、2年次研修ということで、
初任研とはまた別に、研修が入ります。

しかし、分量は圧倒的に
初任研のほうが多いです。

自治体によっても学校によっても差があり、

私も自分の友達と比べて、
「なんでそんなに少ないの!うらやましい」
となったことがあります。

働き方改革が進んでいる自治体は内容が少なく、
年に3回程度しか研究授業がない場所もあれば、

私の自治体のように、毎週研修、毎月指導案、
冬休み明けに大量のレポートを提出しなくては
ならないそんな自治体もあります。

かなり地域差があるのも事実です。
どんな内容があるのかというと、

✅指導案を基に研究授業を行う
✅指導案をチェックしてもらう
✅指導案を直す
✅指導案を印刷して帳合する
✅平日に指導案作成が間に合わない時は、
土日に作成する・修正する
✅放課後に講義形式の研修が入る
(日中に入る研修もあります)
✅1年間で複数回、出張する
✅レポートを提出する
✅外部の企業体験に行く
(農家やJAなど)
✅泊まりの研修もする

「なんでこんなに忙しいの!」
「クラスが上手くまとまってないのに!」


初任者のみなさんは、こんな気持ち
だと思います。

初任研が入ると、思うように学級の仕事や
学年の仕事ができなくなり、

帰りの時間がかなり遅くなることもあります。

時には、周りの先生に冷たい目線を
向けられることもあります。

「また、出張?」
「また研修??」

私も、初任研の時に研修等で忙しく、
学年の仕事が全くできなかったので、

同じ学年で組んでいた先生に
「これも私がやらないといけないんですか?」
と自分の前で主任に抗議しているのを見て、

私が仕事できないからだろうな・・・と
ショックを受けてしまったこともあります。

うーん、忙しい!

ただ、教員1年目の誰しもが通る道
それが、初任者研修です。

他の理解ある先生と組むと
きっと

「初任研だからしょうがないね」
大丈夫だよ!」と温かい言葉を
かけてもらえるかもしれません。

私は、初任研にかなり苦労したタイプです。
正直言うと、やらかしてばっかりでした。

出張中の休憩時間に成績を作成して
教育委員会からクレームの電話がかかり、
学校の管理職や主任からお叱りの声を
頂戴したこともあります。

研究授業をやる前日に、指導する先生が
「教科用指導書通りにやろうよ」
と急に言い出し、

指導案を半分以上直したこともあります。
家に着いたのは11時過ぎでした。

翌日教育委員会の指導主事から、
「こんなのは算数科の授業じゃないです」
と全力のダメ出しを頂き、
わんわん泣いた経験があります。

一筋縄ではいかなかった私だからこそ、
みなさんに伝える最良の道を
教えることができます。

初任研に対して少し準備をするだけでも、
余裕をもって、教員1年目を迎えることが
できます。

決してイバラの道を行く必要はありません。
しっかりと『初任研』を理解し、
準備をして、スムーズに
乗り越えていきましょう!

明日も頑張るぞ〜!
自己紹介

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