子犬の社会化に保育園は必要か?

子犬の社会化に保育園は必要か、これから検証していく記事です。
この記事を書いている現在はまだ預けて一日目。
これから日々どのような変化があったかなどを自分なりにまとめていこうと思います。

我が家の犬事情

2022年5月21日にミニチュアシュナウザーの子犬(2022年3月生まれ♀)を迎え入れました。
我が家のシュナは臆病者で、子犬の割りにやや警戒心が高いです。
その代わり安全だとわかると大暴れの人見知り内弁慶。
頭はそこそこ良いのかお座り、伏せなどは早い段階で覚えてくれました。
ですが子犬初心者夫婦にとって子犬飼育は毎日疑問だらけです。
シュナに何が良いことで何が悪いことなのか明確に、確実に伝えるというスキルも低く、
要求吠え、男性に対して威嚇吠え、甘くない甘噛みなど、いろいろどう躾けていけばよいか困っておりました。

向かい入れた初日のシュナちゃん

どうして子犬を保育園に入れようと思ったか

子犬の育て方、しつけ方を調べるうえで、子犬が生後12~14週を迎えるまでに社会化をしましょう!というワードをよく見かけます。
だっこ散歩やたくさんの人に触らせる、犬と触れ合う、いろいろな生活音を聞かせるなどなど。
どうしても夫婦共働きのため日中はお留守番をさせてしまい、この社会化が果たして十分といえるのかわからず。
特に社会化の中で「子犬同士のふれあいの場を作る」が一番難問です。
身近に犬の知り合いもいない。
狂犬病の予防注射をまだ打てていない。そんなうちの犬が人様と触れ合って良いか。
などなど・・

将来よそ様のわんこに威嚇吠えをするようになってほしくないという願い。
できれば犬や動物に対しおおらかな犬になってほしいと想い。
そこから保育園で安全に犬同士のふれあいの場を作りたいと思いました。
また、短い犬の社会化期。その時期だけは新しいことに対し警戒心よりも好奇心が勝ってくれいろいろなことを吸収する時期。
そんな時期に家で寂しく過ごさせるよりも、幼稚園にいってこの世界は楽しいところなんだ!と思ってほしいという親心から保育園入園を考えました。

周囲の子犬保育園に対する反応

この話を旦那にしたところ、犬に保育園なんて過保護すぎる!という反応です。
確かにこれが一般的な感想だと思います。
周りの人に話しても、犬の保育園なんてある?という反応も多く、
わざわざお金を出してそんなとこに預けるなんて・・と言いたげです。

子犬保育園の価格

私が入園を考えたところは月4回で約16000円。おすすめ回数は月8回約30000円越えとのこと。
私の経済観念でこの値段を決して安いとは思えません。
そこで、ひとまずは子犬の保育園がどんなところなのか話を聞きたいと、カウンセリングを受けに行きました。

子犬保育園 入園前カウンセリング

カウンセリングは有料(3300円)で、キャンペーンでカウンセリング後の体験保育預りが一日無料となるとものでした。
カウンセリングには、クレートにシュナを入れ、旦那と二人で伺いました。

初めての場所に当初シュナは様子を伺う感じです。
恐る恐るクレートから顔をのぞかせつつも、なかなか出てこようとしません。
そんな様子を保育士さんは観察しつつ、私たちの家庭状況なども含めいろいろとヒアリング。
その後シュナの性格傾向、タイプ診断をしてくださりました。

言われたこと(言い回しやニュアンスが若干違うかもですが)

・子犬のわりに警戒心が強く、若干人(犬)見知りタイプ
・このタイプは社会性の窓が閉まりやすいうえにすでに閉まり気味でこのまま社会化トレーニングを怠るとなんでも吠えて威嚇してしまう。
・すでに要求吠えの回路もできているのでその回路を修復する必要がある

シュナと逆のタイプとしては、犬も人も大好き過ぎて大興奮してとびかかってくる周りが見えない子ちゃんとのこと。
それはそれで問題のある行動なんですね。

いろいろと悩みや問題に感じることを伝え、どれも子犬あるあるの悩みですと言われました。
大人になるにつれて解決する問題もあるのでしょうが、
やはり子犬のうちに躾けないと後々面倒になる(甘噛みなど)行動もあるため
お留守番の時間を有効活用し、そういった問題行動を少しでも回避できるよう保育園をお勧めされました。

子犬保育園の登園回数

保育士さんにお勧めされた回数は8回でした。2か月程度といえど月3万円捻出するのはなかなか厳しい。
保育士さんからは、8回がスタンダードなので4回だと保育園として目標の躾基準を満たすことは難しいかもしれないといわれました。
とても悩みましたが0回よりはマシという気持ちで月4回コースとしました。
素人考えかと思いますが、社会化も私たち夫婦でできることをできる限りやり、それでもできない部分を子犬保育園で補ってもらう。
この判断が間違っているかもしれません。
そのあたりも含め今後これでよかったのか考察していきたいと思います。

次回は第一回目子犬保育園登園の様子を報告したいと思います。

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