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娘の命①ーNICUー

昨日のつづき。

旦那に無防備になれないって話を、話すのにはあるキッカケがあった。

そのキッカケに至るには、三年前、なんと娘が生まれたときのからの流れがある。これらを少し書いておくことにする。

それは娘が生まれて、生後3週間のとき。
突然高熱を出し、救急に連れていき、わたしはわけもわからず娘を抱っこし椅子に乗せられて、病棟の中をたくさん移動した。

英語もわからず、わけがわからない。

どこに行くの…?

「二キュー」「二キュー」という単語が聞こえてくるんだけど、そのときはそれが何かわからなかった。

そして着いた。

『NICU(二キュー)』だった。

え?ただの風邪とか熱じゃないの?

小さな娘はすごく大掛かりな機械に乗せられ、たくさんのお医者さんに囲まれ、泣き続ける娘はあっという間に娘はチューブだらけになり、わたしは看護師さんに別の部屋に連れて行かれた。

今日からココにステイしろと。

え?泊まる?入院なの?

わけもわからないまま、旦那が着替えを取りに帰ってくれ、義母が息子を見ててくれたんだけど、起きてしまいわたしがいなくて大泣きしていたと…

娘の身には何が起こっているんだろう…
妹が生まれから情緒不安定だった息子、なのに突然またお母さんがいなくて、彼の心は大丈夫だろうか…
お世話に来てくれていた義母だって不安のはず…
そしてその家族全体を包括して守り、外側にある仕事もなんとかしないといけない旦那さん…

いろんながぐるぐる周り、心が痛く痛くてどうしようもないんだけど、自分が平常心を保つことに必死で、涙を堪えるのに必死で…

部屋で一人搾乳し、看護師さんが呼びにくるのを待った。

そこから三日間の検査入院が始まった。

循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡