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「対立を解決することよりも、まず最初に恋に落ちたい。」

このタイトル写真、心が踊りました。
フォトグラファーさんに感謝♡


さて、今日も昨日に引き続き、
一人でアウトプットフェス開催中。

対立の中でつながりの対話】の3回目。

(1回目↓対立はチャンス!)

(2回目↓対立を楽しんで自分の真実を表現する!)


ではアウトプットフェスへいってきまーす。笑

わたしが一人で開催しているアウトプットフェスは、わたしが演者になるのかな??

NVCフェスのこのヨラムのセッションでは、興奮しすぎて、ちょいちょい部屋の中でジャンプしたり、その場でジタバタ走り出したりしています。ほんまの音楽フェスみたい。笑

結局、音楽でもなんでも、

【感情フェス】


なのかもって思っちゃいました。

(『感情フェス』やってみたいな。サマソニのように各感情のステージがあって、自分が出し切りたい感情のステージへ行く。でも「怒り」のステージで安全を保てるか。。)


ヨラムセッションは、それくらいワクワク、ドキドキ、ハラハラ、イキイキ、キュンキュン、ホロリしちゃう♡

2時間半の間に、たくさんの感情が溢れ出て、めちゃくちゃ心が喜んでいた。生きるエネルギーが湧いてくる。

心って感情を感じて、それを感じ切ってもらえると、感じることを楽しんでもらえると、こんなにも喜ぶんだなぁ♡って体感しています。

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ではセッション内容へ。

地球上のすべての争いは、「手段」の違いから生じるという観点。
「ニーズ」レベルでは何の対立も起こりえない。

対立を解決することよりも、
何よりもまず最初に恋に落ちたい。


恋に落ちていない段階で対立を解決しようとするのは、骨折に絆創膏をはるようなもので、きっと新しい対立を生み出したり、おかしなことが起こり出したりしてしまう。

(はぁ。。。毎回このヨラムの「恋に落ちる」という表現がすき。。)

対話の層をおりて行って、相手のニーズが自分のニーズに対する脅威にならなくなる場所に到達したい。どうすれば、まず最初に恋に落ちることができるか。

地球上で、【ニーズ】と【手段】をクリスタルのように透明にはっきりと理解している人は、本当にごく少数。

(クリスタルのように。。このちょいちょい挟む言葉が美しい。。)


<アイスクリームの例え>

「今すぐアイスクリームが欲しい!!」

これは【手段】か【ニーズ】か?
どちらだと思いますか?


【ニーズ】とは普遍的なもの。
地球上のすべての人間が求めているもの。

どんな人間であれ、
どの文化に属しているのであれ、
文化を超えて存在しているもの。

(ニーズは地球上での全人類の共通言語。だからNVCって全世界のフェスでどこの母国語であろうが、心と心がつながることを体感できるんだなぁって。言葉がわからなくても、相手のニーズに繋がれたら泣いてしまうように。)

※ニーズ・感情のリストはこちら↓


人間が心から求めているものの核心となるauthenticity(真実、本物であることなど)。その場所では僕たちの間になんの違いもない。


一方で【手段】とは地球上のみんなのものではなくて、個人的なもの。

地球上の全ての人間がアイスクリームが欲しいわけではない。それは個人的な好み。

なぜアイスクリームが欲しいのか?
アイスクリームの背後にあるニーズは何なのか?
を推測してみる。

「アイスクリームが食べたい!」の奥にあるもの。
わたしが感じたのは、

・楽しみ
・癒し
・遊び

参加者からは、

・セルフケア

・注目

(注目か…確かに。本当はさみしくて、心細さを感じていて、自分のことを見てほしくて、つながりがほしくて、アイスアイス!と言っているのかもしれない。)

・お祝い

・気軽さ

(体に速攻で喜びを与えてくれるものを得るためのアイスなのかもしれない)

というのが出た。

なーるーほーどーーーーーーー
めちゃくちゃ勉強になるぞ。


【手段】のレベルでは、まるで「アイスを食べること」でしかハッピーになれなくて、選択肢が一つしかないように思える。

でも、「僕はさみしくて、ほんとうは見てほしくて、つながりを求めているんだよ。」となると、たくさん選択肢が見えてくる。

すると、ただお母さんとおしゃべりをしたり、一緒にお散歩をしたり、おもちゃで遊んだりすることで、ニーズを満たすことができるかもしれない。満たす手段はアイスクリームだけでなく、数え切れないほどある。


ただ、私たちはそのひとつの【手段】に執着してしまっているから、対立になってしまう。

「もう1個アイスクリームがほしいんだー!今すぐほしいのー!今日3つ目のアイスー!!」

と子供が叫んだ途端に、親にとって大切にしたい『健康』のニーズが満たされないことに怖さを感じる。表面上イラッとしたり、カッとなったり、敵対関係になってしまう。

言葉そのものをそのまんま受け取るのではなく、思いやりを持ってより心を開いて、その言葉を受け取ることができるか。

(これわたし早速、娘が毎日毎日スクールの帰りの車の中で「アイスー!!」と叫ぶのにゲンナリしてたところだったから、実践しようとしたのだけれど、叫び声の中で運転に集中するのに必死で無理でした(笑)また、実践した時は報告します!)

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この後、さらに二つの例をした。

 「あなたに話を聴いて欲しい」

これは手段?ニーズ?

あともう一つグレーな領域なケースを取り上げよう、と、

「セックスが必要だ」

これは手段?ニーズ?

(こうしてセッションという場でオープンに例として出せるのは、日本じゃまだ難しいかもしれないなぁって感じながら眺めていた。わたしも正直ビックリしたし、参加者もオープンに話していて、日本ではまだまだタブーとされている文化がわたしの中にも根強く残っていると実感した。でも日本ももう変わりつつある。まもなくだと確信している。)

ニーズ表にも載っている『性的な表現』

ニーズは地球上のすべての人間が求めているもの。どんな人間であれ、どの文化に属しているのであれ、文化を超えて存在しているもの。そうじゃないとみんな生まれていないし、人間はとっくに滅びているかもしれない。

この例に関しても書きたいけれど、ものすごいボリュームになるので、ここではやめておきますね。

ただ、この例でのヨラムの言葉を一つだけ。

「性的な表現へのニーズを満たすためには、あなたとメイクラブすることが必要だ」となると、それは面倒なことになってしまう。

うん、ほんとに。。。
だからみんなこじれているんだよね、きっと。

性的な表現のニーズを満たすために、どんな手段があるか、考えてみてくださいね。これ参加者からの声がとってもクリエイティブで豊かだった。

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<ニーズと手段を区別する>

・出かけたいのに、相手は休みたい。

・犬を飼いたい、飼いたくない。

・田舎に引っ越したい、都会に留まりたい。

・映画を見に行きたい、山登りに行きたい。

・お皿洗いをどっちがするのか?

このような「手段」で、誰かと対立しているときは、いつもゆっくりと優しくニーズと手段とを聞き分けていくことから始める。

そうすることで、相手と恋に落ちることが出来る場所に行ける。ボートが水をかき分けていくようにニーズと手段を分ける。

対話の中でよく起こる悲劇は、相手はまだ少ししか話していないのに、すぐに自分の言いたいことを表現してしまうこと。相手はまだ痛みがあるので、自分の言い訳を聴いて受け止められるような場所にはいない。


対立の中には【ギフト】がある。

両親が同じことで15年も衝突を繰り返している、パートナーといつも同じことでぶつかる。こうして繰り返し対立が起こっているということは、そのギフトがまだ見つかっていない。


これは僕たちが受けてこなかった教育。


誰かと対立が起きたとき、最初にしたいのはペースを落とすこと。


最初に恋に落ちたい。
相手のニーズと恋に落ちたい。


相手のニーズを「重荷」と捉えるのではなく、
「美しいもの」として捉えられる場所。

相手のニーズを重荷と捉えているうちは、
まだその場所に辿り着いていない。

その場に辿り着いていないうちに思いつく解決策は、
きっとまた次の対立を生み出すだろう。

まず最初にするのは、
ハートの中に、美しさを見出すこと。

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ここでストップしますね。

この先も質問に答えたり、対立の対話の全体像のロールプレイだったり、たくさんの学びがありましたが、他にもたくさんココで分かち合いたいものがあるので、この回でヨラムのセッションのアウトプットは終わろうと思います。

翻訳チームのみなさん、本当に本当にありがとうございました♡最高すぎます♡


よく対立のときに「好奇心を持つこと」って他のトレーナーからも耳にするんだけど、子供がいろんなことに好奇心を持っているように、怒っていたらなんで怒っているの?なんで泣いているの?って、その奥にあるものに目を向けたい。

対立を解決しようとする前に、
相手の奥にあるニーズに出会える場所まで、
相手のニーズに恋する場所まで、
ギフトが見つかるまで、
そこに留まって
手段とニーズを聞き分けていくことを、
わたしも可能な限り試みたいと思う。


では、10月にあったNVCグローバルフェスのヨラムのセッションでした!

読んでくださり、ありがとうございました♡

では、相手のニーズに恋に落ちるハートフルな一日を♡

また明日ココで♡

循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡