あかりんご🍎鹿解体師

鹿解体師 | 東京で囲炉裏炭火焼きのお店を0からつくっています

あかりんご🍎鹿解体師

鹿解体師 | 東京で囲炉裏炭火焼きのお店を0からつくっています

最近の記事

人生初のピボットをしてみようと思う。

東京へ引っ越し神楽坂の炭火焼きの店作りを0からやっている、あかりんごです。さっきのさっきまで「ピボット」のことを「ピボッド」だと思っていたほど、今のいままで「鹿」にだけ焦点を当てて突っ切ってきました。 鹿に関わる仕事はほぼした大学を卒業してから就いた鹿関係の仕事はざっとこんな感じ。 ・鹿解体師 ・鹿肉専門キッチンカー ・鹿角アクセサリー工場 ・鹿革ジャケット販売員 ・鹿ライター ・鹿イラストレーター ・鹿肉料理コンサル ・鹿イベント主催 逆に、こんなに鹿に関わる仕事があ

    • 「来てはいけない日」が来た。

      東京へ引っ越し神楽坂の炭火焼きの店作りを0からやっています、あかりんごです。ついに、来てはいけない日が来てしまいました。 前店長が転職し、新しく入ったメンバーだけでお店を回し始めた10月。5日目にして、来てはいけない日が来てしまいました。そうです、パンクです。 初めてお店がパンクした日その日は満席率70%、14名のお客様が入っているにも関わらず、時間になってもアルバイトの子の姿が見えない。お客様は着々と来店しコースも始まっている中の出来事。人手足りるか。飛んだ!?そんな子

      • アルバイト教育コストは「Youtube」で半減する

        東京へ引っ越し神楽坂の炭火焼きの店作りを0からやっている、あかりんごです。飲食店にとってアルバイトさんは、大切な仲間。ただし、アルバイトさんに効果的な動きをしてもらうための「教育」って大変だよね。 自身のアルバイト経験から考える私も大学生時代、居酒屋のアルバイトをしていました。夕方から夜まで、大衆居酒屋だったので忙しく、常に忙しなく動いていました。ですが正直に言うと、その仕事をあまり好きにはなれず、半年ほどで辞めてしまいました。 ですが今の飲食の仕事は「チームで仕事をして

        • 「気をつける」で解決する凡ミスはない

          東京へ引っ越し神楽坂の炭火焼きの店作りを0からやっています、あかりんごです。 私の得意領域は「最適化」なのですが、飲食店のようにサービス業もやって、仕入れや事務作業もやって…というマルチタスクな仕事はどうしても抜け漏れが発生しやすいです。ですが「気をつける」は絶対に解決策にはなりません。ではどのように仕組み化するのか?に本気で向き合ってみました。 意思決定の力をどこに使うのか?発注し忘れていた、予約の確認ミスがあった、数え間違いがあった、実は足りなかった…などなど。そして

        人生初のピボットをしてみようと思う。

          即戦力人材ではなく「人材の即戦力化」

          東京へ引っ越し神楽坂の炭火焼きの店作りを0からやっています、あかりんごです。 先日、東京 神楽坂のお店へ新たに入るメンバー含む4人で、キックオフミーティングがありました。社長、私、元学校の先生、そして最終的に飲食関係の職についていた方がサポーターとしてジョインし、合計4人のチームで動いていくことに。 メンバー全員の顔合わせは初めてでしたが、熱量高く「これから頑張ろう」と思えるような雰囲気でした。そこで、新たな目標が立てられました。それは「この半年間で店のコース料理から全て

          即戦力人材ではなく「人材の即戦力化」

          不安は「ブレーキ」で解決する

          大阪から東京で新幹線へ。 京都駅で購入した抹茶わらび餅に爪楊枝がついていなかったので、じっと見つめて2時間。 無事、未開封わらび餅とともに「上京」たるものを果たしました。 1日目にしてパニック東京 神楽坂のお店にジョインすることになった私ですが、初出勤が終わり、パニックになっています。 あと5日で、飲食店の全ての業務を引き継がなければいけないということは聞いていました(けど舐めていた)が、予想の10倍の引き継ぎ量。 そして料理人の方と入ると聞いていたもう1人の助っ人は、蓋

          不安は「ブレーキ」で解決する

          拠点を東京に移します!

          2024年10月3日 新卒の鼻息凪ぐ今まで農業をして、キッチンカーをして、鹿革のジャケットを売って、全国のお土産屋で売られる鹿角キーホルダーを作って、鹿の解体をして、農水省の事業に関わって、鹿肉ペットフードの商品開発をして…と、鹿に関わるほぼ全ての仕事を自分の手でやってみました。 鹿で生きていくぞ!とフゴフゴ!していた3年前の私の目標はクリアしたと言ってもいいくらい、鹿に関わるお仕事を滞りなく頂いてきました。(関係者の皆様、本当にありがとうございます。) さて、社会人3

          拠点を東京に移します!

          バーンアウトしたので保育士になったらパラダイムがシフトした

          わたし寂しい!と主張する女性と、それを仕組みで解決しようとする男性。この二人の議論が噛み合わないことは、誰もが容易に想像できる。でも、こういったことはプライベートな場面に限らず、仕事の現場でも起こっています。感情を切り離して仕事を進めることが是とされるビジネスの世界でも、同様にコミュニケーションがうまくいかないことがあるのです。仕事上のやりとりがこじれ、いつしか日常の会話さえもすれ違い、誤解や対立が生じる。皆さんも、経験があるのではないでしょうか。 コミュニケーションという

          バーンアウトしたので保育士になったらパラダイムがシフトした

          私のこれまでと、これから

          暑い日が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか? 今年で社会人2年半となり、この節目に一度事業を振り返ろう!のコーナーです! 2021年12月にプロジェクトスタートクラウドファンディングは2021年の12月からスタートし、1,429,752円もの資金を集めることができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます!そしてキッチンカーの作成は3月に本格的に始動し2ヶ月で完成。同年5月に、キッチンカーとしての鹿肉料理提供を本格的に開始しました。(クラファン

          私のこれまでと、これから

          鹿の解体から学ぶ「本当の強さ」

          私は北海道で鹿を捌くお仕事をしています。 解体のお仕事というのは、獣をお肉にするお仕事です。 皮をとり、適度な大きさにバラしながら、骨や強い膜を取り除き、お肉にしていきます。 その過程で「バッコツ」という作業があります。 骨を抜くと書いて抜骨。 動物は内骨格で、骨で構造を作りその周りに筋肉がついています。 よって筋肉は骨につながる形で存在しており、お肉にするためには骨を抜く作業が必要になるのです。 動物からお肉にする 骨を抜くには、骨の周りに沿ってナイフを入れ

          鹿の解体から学ぶ「本当の強さ」

          カオナシの正体は何なのか【千と千尋の神隠し考察】

          千と千尋の神隠しに登場する、不気味さが印象的で一度見たら忘れられないキャラクター、カオナシ。今回はこのカオナシが何を象徴しているのか、私なりの考察をお届けします。 私は最近マルクス経済学を学び始め、その中でふとカオナシが現代の資本主義を体現しているのではないかという仮説に行き着きました。その理由を4つに分けて説明します。 欲望で肥大化するカオナシが最初に食べたのは風呂場を見回っていたカエルでした。彼はカエルに砂金をちらつかせ、その欲望を引き出すと、瞬く間にカエルを飲み込み

          カオナシの正体は何なのか【千と千尋の神隠し考察】