支援級がいい、と一概に言えない理由
昨日の記事で、支援級にいくのを一概にはいいと言えない、ということをちらっと書きました。
息子は知能検査IQでは70〜85内のいわゆるボーダー(境界域)です。
今は小学校の特別支援学級というところに行っていますが、中学校に上がる時にまたどの学級に進むか選択しなければいけません。
中学校で今と同じ知的固定の特別支援学級を選ぶと、通常級とは全く教育過程が異なり、通常のテストが受けられないので内申が出ません。
内申が出ないということは、普通の高校へは入試すら受けられません。
その学級の子たちの大半が進む特別支援学校の高等部、というところもありますが、うちはボーダーで手帳が取得できないのでそこへ進学することはできません。
情緒固定の特別支援学級なら内申は通常級と同じように出る、ということを伺いました(息子が小2の時に中学校に説明を受けに行って、まだ小2ですよねってびっくりされた(笑))。
ですから、中学は情緒固定でと思っています。(これも入学の判定が出なければ入れませんが…)
ただ、情緒固定に行かれたとしても、教育過程が通常級とは異なるので、普通高校にいくのはがんばらないと厳しいと思います。
普通科全日制高校以外、チャレンジ校、エンカレッジスクールなども視野に入れないとと思っています。高校まではまだ調べてないので、違いとかしくみとか正直まだ全然わかってませんが…。
と、こういう、「よくわからない制度」が、日本で特別支援級にいったほうがいいと言われても手をあげて喜べないところだよなあ、と思います。
ということで、子どもによっては進路が狭まってしまうので、支援級が一概にいいと言えない、の理由の一つ、です。あくまで理由の一つ、ですが。
でも!こういうことを心配しているよりも、やっぱりその子が笑顔で毎日過ごせることが一番だと思います!
居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!