学校が安心できる場所じゃないのなら私がなる#私の仕事【小学校の現場から】
noteフェス今日のお題は「私の仕事」
昨日このお題だったらぴったりだったのになあ。
私の立場は「学力向上支援者」だけど、
「学習のサポート」ではなく、「子どもたちの話を聞くこと」が私の仕事だと思っています。
もちろん学習のサポートはします。
そちらが一番その子の成果としても自分の成果としても見えやすく、できたら嬉しい楽しいと思うけれど、
子どもたちにとって大事なのは勉強よりもその前。
自分のことを承認してもらえる、受け止めてもらえること、受け止めてもらえる人、だと思います。
何回か私のnoteでも書いてますが、
マズローの欲求五段階説での
「社会的欲求」と「承認欲求」です。
自分が安心して所属していられる集団(ここでいうと学校・クラス)があり、そこで自分を承認してもらって初めて、「学習」という「自己実現欲求」が出てきます。
逆に言えば、
安心していられる学校・クラスでなければ、そこで自分を認めてもらえなければ、勉強しようという気には到底なれないわけです。
もしその子にとってここが安心できる場所ではないのなら、私が安心できる場所になる。
いつでも話をじっくり聞いてあげることができるのは私しかいない。(担任の先生は授業を進めるという大使命がありますので、いつでも、というのはなかなか難しいです)
そういうことをやっている、と思っています。
残念ながら、学校が全ての子にとって安心安全な場所になっているとは言い難いです。(どこの学校でもです)
大人数のざわざわした環境が苦手な子もいますし、友達関係で嫌なこともあるし、決められたことをこなさなければいけないことに窮屈さを抱えている子もいます。
思いをわかってもらえた、と子どもが思えるだけでも、次の行動が変わったりします。
苦しさを抱える子たちの、少しでも何か助けになれるように、と思っています。
そんな存在になりたくて日々対応していますが、間違えることも、うまくいかないことも多々あります。
それは全部私の経験となり、次の子どもたちのためにブラッシュアップしていっていると思っています。
私が話を聞くから、安心してほしい。
子どもたちの居場所になれていたら嬉しいです。
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