「困った子」は「困っている子」親を喜ばせたい子どもたち【小学校の現場から】
今日は春というより夏のような気候でした。
いつも元気な子どもたちも、いきなり暑くなったのでぐったり…。
それでもみんな今週も頑張っています!
「困った子」は「困っている子」
って、確か本かSNSか何かで何回か見た言葉なのですが、
大人や周囲から見て「困った行動」をする子どもは、本当はその子自身が「困っている」という意味です。
それは特性という理由からだけではない、という話です。
例えば授業中ふらふら立ち歩いてしまうとか他の子を叩いてしまうとか先生に口答えばかりして言うことを聞かないとか。
これらの行動は大人からしたら困るし、他の子からしても迷惑だったりいい影響がなく、非難の対象となってしまいがちです。
でも、その子たちがそれをする裏には必ず理由があるんですよね。
人をイライラさせるためにやっているわけではないんです。
立ち歩き一つとっても理由は子どもによってさまざまです。
それはこの記事で少し書いてます↓
今日は胸を打たれる言葉を子どもから聞きました。
身体測定がこれからあるよ、という先生からの説明の中で「保健室」のことを聞いたため、授業中にどうしても保健室を見に行きたくなって、廊下に出てしまった子がいました。
「じゃあちょっとだけ見に行く?」とサポートで入っていた先生が聞いたら、
「ママとの約束を破っちゃダメだから」
って泣くのをこらえて言ったんです。
きっとママと学校で頑張ることを約束しているのだろうと思いました。
それを守りたい気持ちと、でも見に行きたい気持ちとでものすごく葛藤していて、でもそれがうまく言葉にならなくて苦しくて、助けて!という状態だったんです。
「そうかーママとの約束を守りたいんだね、でも行ってみたい気持ちもあって今とっても自分の中で戦っているんだね、えらいねえ」と私が言ったら、すっと席に戻っていきました…。
子どもたちはいつもママやパパを喜ばせるために、本当に頑張っているんですよね。。
大好きなママやパパに褒めてもらいたいんですよね。
子どもたちの隠された思い。それを忘れちゃいけないなと思う出来事でした。
たくさん話を聞いてあげて、子どもの気持ちに寄り添う支援をしたいです!
一人で考えていてもモヤモヤしてしまう方、夢に向かって行動したい方、子育てについて誰かに聞いてみたい方、うちの子は発達がゆっくりかなと悩まれている方、一緒にお話ししませんか。
自閉症スペクトラム・ADHDの小学5年男児の子育てしています。小学校支援員、発達サポーター、コーチングプレイス認定コーチです。
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