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飛行石よりもロボット兵が欲しかった

【文字数:約1,000文字】

 こんバルス。

 あぁッー! めがぁッー! めがぁぁあッー!

 ありがとう千尋! 私は本当の名前を思い出したよ!

 というわけで、一時的に「むくげ」という名前だったのが元に戻りました。

 ◇

 昨夜は金曜ロードシネマクラブにて、「天空の城ラピュタ」が放送されました。

 以前の記事にて、私の魂の半分はラピュタで作られていると書きました。

 あえてここで魂の萌芽について語るつもりはないですが、せっかくなので映画に1つだけ疑問を呈しておきます。

 ヘッダー画像のラピュタトランプにて、♣9に設定されている飛行戦艦ゴリアテが飛んでいられるのが不思議です。

 船尾に取り付けられたプロペラが主動力だとして、上部にある補助プロペラなどを足しても浮かぶことは不可能だと思うのです。

 空を飛ぶ、というのは地球が物体を引っ張る重力に打ち勝つことで、多くの航空機は巨大な翼から得られる揚力でもって空を飛びます。

 翼を小さくする場合、圧縮した空気を後方に吐き出すことで高速を得て、不足する揚力を補います。

 ゴリアテには長大な翼がなく、後者による飛行法を取るかと思いきや、どうやらプロペラ機構がメインのようです。

 プロペラは大きな扇風機と同じであり、高速で回すほどに風力が増すとはいえ、得られる推進力には限界があります。

 しかし全長が数百メールにわたるであろうゴリアテは、映画中盤で「ゆっくり」とした動きでもって空中係留されていました。

 ゆっくり動くということは揚力、および推進力も減ることになるので、いったいどうやって浮いているのかが謎です。

 空気より軽い水素やヘリウムのガスを使う飛行船なら可能ですが、どう見てもゴリアテは全体が金属ですし、映画終盤の爆発を見る限り、かなりの燃料や弾薬を積んでいたと思われます。

 惑星からの重力に干渉する飛行石はともかく、人間が作ったはずのゴリアテも相当なロストテクノロジーだと私は考えています。

 ◇

 そんな私はロボット兵が欲しい子供でした。

 シータが抱きつけるほど小さな頭部なのに、そこから連射が可能な大口径もしくは小口径のビームを撃ちだし、変形させた腕と胴体からの噴射で飛行する正しい構造です。

 なにより空から落下しても再起動できるほど堅牢で、自立思考型のAIは敵と保護対象が区別できると。

 「欲しい!」とドーラのように叫びたくなります。

 実際に青い家庭用ロボットのドラ○もんより、こっちのほうがいいと子供の頃は思っていました。

 そんなことを考えながら、ひさしぶりに昨夜は「天空の城ラピュタ」を観たのでありました。


なかまに なりたそうに こちらをみている! なかまにしますか?