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Invitation to coffee's swamp.

【文字数:約1,000文字】
お題 : #私のコーヒー時間

タイトルの和訳 → コーヒー沼への招待

 ヘッダー画像はKEY COFFEEの「クリスタルドリッパー」というもので、少し前から試しに使い始めた。

 下記のような紅茶に関する記事を書いているけれども、同じ頻度でコーヒーも飲んでいたりする。

 朝はコーヒー、夜に紅茶と時間帯によって分けており、その順序が入れ替わるときもあって、つまりは等しくどちらも愛飲している。

 この記事を書こうと思ったのは、先日に拝読している方がコーヒーについて取り上げていたからだ。

 先の記事ではローソンとセブンのコーヒーについて飲み比べており、同じ飲み物でも味が違うことを意識して、食を楽しもうと提案する内容だった。

 ◇

 クリスタルドリッパーを試す前は、よくある台形のペーパーフィルター用ドリッパーを使っていたし、フィルター要らずと謳うのもいくつか試したことがある。

 フィルター不要のドリッパーは粉の掃除に大量の水が必要なので、環境エコのためではなくコーヒーの油分ごと楽しむための淹れ方だと思っている。(個人の見解です)

 試してみるとペーパーでは味わえない、どろりとした濃さがある。

 それを「豆本来の美味しさ」と感じるか、「舌に広がる雑味」と捉えるかで判断が分かれるだろう。(やっぱり個人の見解です)

 緑茶で例えるなら煎茶と抹茶くらい異なり、かくいう私は後者の立場だ。

 そんなこんなでペーパーに戻って数年。

 見た目に惹かれて購入したクリスタルドリッパーを使い、専用の円錐形フィルターでコーヒーを淹れ、飲んでみる。

 美味しい……かも?

 マズくはないけれど顔面筋が崩壊するほど美味いとも思わず、なんとなく良いような気がする程度だった。

 しかしせっかくだからと考えて、セリアで買える100円ドリッパーと飲み比べてみた。

左:クリスタルドリッパー 右:セリアドリッパー

 結果。

 なんとなくセリアのが水っぽい気もするけれど、驚くほど違っているわけでもなく。

 もちろん条件を揃えるため、コーヒーの粉と量、湯の注ぎ方や温度は可能な限り同じにしている。

 それでも味が大きく変わらないと感じるのは、そういうものなのか私の舌が鈍感なのか。

 淹れるのが1人分と2人分以上で違いが出るかもしれないが、そこまで比較してみる必要を感じない。

 かくして円錐形ドリッパーから興味が離れ、今現在は陶器のドリッパーを探している。

 まったくもってコーヒー沼は罪深い。


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