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山を探して奥多摩・山梨ツーリング 3/3

【文字数:約1,200文字】

 前回 → 2/3 のあらすじ

 東京はOKU☆TAMA☆KOに辿り着き、浮橋ダッシュをした気分のりんどん。

 キャンプ場に拠点を定め、西にある山梨へと向かったのだが──。



FUJI☆YAMA

 奥多摩湖から西へ向かうと山梨県の北部に出て、その途中には柳沢峠という場所がある。

 およそ50kmの距離から富士山を眺める形となり、富士吉田や河口湖などから見える山体に近い。

山梨の盆地ぶりがよくわかる
引用元:google map

 柳沢峠には休憩のできる茶屋があり、このときも店には4台のバイクが止まっていた。

バランスの取れたバイク選び

 ちなみに奥多摩から山梨へ抜けるこの道は、国道411号および大菩薩だいぼさつラインと呼ばれており、↓ のような風景を楽しめる。

直進したくなるカーブ

 急峻な山を削って作られた道なのか、短い距離で高低差を稼ぐためにカーブがきつく、スピードの出し過ぎで召される危険性に注意すべし。

 なるほど大菩薩ラインと呼ばれるのはこのためかと思いつつ、山梨方面に下っていくと西に位置する南アルプスの山脈がよく見える。

飛行機雲のように走りたい

 松任谷由実の「ひこうき雲」を頭に思い浮かべながら走り、途中でふたたび山に向かう。

HIRO☆SEKO

 山梨から長野へ向かう国道20号は何度か走っており、そこから外れる形の道を走るのが今回の目的だった。

山のあたりが埼玉の秩父

 湖といえばダムがあり、そうしたものを眺めるのが好きだ。

3本足のゲート
製造銘板
あのこの~いのちは~ひこうき雲~
(取水塔)

 映画「風立ちぬ」とは何だったのかと考えつつ、次の湖へと駆けていく。

手作り感あふれる「日本一」
乙女湖
HEY!のようなダム

 ここまでの山を抜ける道は「クリスタルライン」と呼ばれており、他にプラチナやダイヤモンドなんかもあるのかと思いきや、山中の林道にありがちな通行止めになっていた。

 まったく関係ないけど滝川クリステルさん、すこし前に自転車事故に遭ったんだってね。へ~!

 来た道を1時間クリスタルして戻ると、そろそろ拠点に帰る時間が近づいており、給油や買い物を済ませて大菩薩ラインに向かった。

 途中にある「大菩薩の湯」では急ぎ入浴を済ませたけれど、次の機会があればもうすこしのんびりしたい。

大菩薩への階段
見た目は菩薩っぽくない

 浴槽は内湯と露天、それにジェットバスとサウナに水風呂があるけれど、なぜかサウナは停止中だった。だれかがクリスタルでもしたのかしら。

 温泉はクセのない透明な湯で、大きさも30~40人あたりが限界の町銭湯という感じだろうし、お近くに行った際は検討してみては。

 入浴後にキャンプ場へ戻って1泊し、翌日ふたたび山を越えて帰宅した。

 以上、空と大地を駆けていくようなツーリング記録でした。

 ここまでご覧くださり、誠にクリスタル!


ここが私のクリスタル

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