今こそ原点に立ち戻れ!
THE BODY SHOP JAPANとスターバックスコーヒージャパンをV字回復に導いた岩田氏は「遠心力が働いているコロナ禍の今こそ、会社のミッションへの求心力が求められている」と語ります。その基本となる考え方や社員へのミッション浸透の効果的な方法をお聞きしました。
企業経営にはなぜミッションが必要なのでしょうか。そもそも企業は何のために存在しているのか、それは商品やサービスを通じて社会に貢献するために存在しています。その企業の存在理由がミッションだからです。
それをきちんと製作し皆に徹底することが経営者の一番大切な仕事です。では、ミッションを社員の浸透させるにはどのようにすればいいと思いますか?ここでは、ポイントとして3つ挙げられています。
①トップが辛抱強く伝える
自分の想いや会社の方向性を月に2回マネジメントレターとして全社員に送付
②人事評価
売り上げではなくミッションやバリューに基づいた行動をしている人を店長に選ぶ
③経営者の言行一致
自分たちのミッションと早退することを言うと社員たちの混乱と不信を招く
社員の皆さんがミッションを「理解」するだけではまだ十分ではありません。社員の皆さんが誰に命じられなくても、自然にミッションに基づく働き方ができて、なおかつ働く喜びを感じるようになるまで教育を続けていかなければなりません。経営者の皆様は、自分がどのような想いで会社経営をしてきたのか、一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
続きは「理念と経営」10月号P64~をご覧ください。
▼今日の言葉
【10月号の記事紹介を動画(YOUTUBE)にて配信:2分19秒】
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