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長期インターンシップという難易度~"2%"という数値から読み解く大学生の就活感~

こんにちは。書き手Tです。
(よろしければ、書き手の自己紹介もご覧ください^^)

この記事では、大学生の長期インターンシップ参加と、就職時への影響について、データをみながら理念就活軸と絡めてご共有したいと思います!

長期インターンシップ参加学生の就活

そもそも長期インターンシップとは、1ヶ月以上の期間、企業でインターン生として就労することを指すそうです。

数ヶ月に渡り同じ職場にいたら、業務への理解や経験値を獲得できることはもちろん、「学生自身がその企業体質にマッチしているのか」 ということがわかることも参加メリットの一つですよね。

RINEN MATCH が掲げる理念就活軸も同様に、企業理念と個人理念のマッチを目指していますから、長期インターンシップと理念就活軸は親和性が高そうです。

Web検索すると、職種・ポジション様々な長期インターンシップ募集の記事を見つけることができます。
卒業後、就職をする前に長期インターン生として、就労経験をすることができるなんて、いい時代!

では、実際にどれほどの学生がインターンシップを活用しているのか、データを基にみていきましょう。

大学生にとって、インターン参加には高いハードルが存在する?!

長期インターンシップ(1ヶ月以上の期間、企業で就労すること)に参加したことがある学生の割合は、なんと、たった全体の2%前後なんです。
(※調査会社や年度ごとにバラツキはありますが、1.0~5.0%周辺でした。)

長期インターンに参加してこなかった理由としては、「希望に合う条件の求人がなかったから」という回答がもっとも多く、約半数を占めています。

大学生の希望とは、具体的にどのような事柄があがるのでしょう?
私自身、RINEN MATCH を立ち上げる中で、多く学生とインターンや就活について話す機会がありました。

インターンについてヒアリングをすると、圧倒的に「時間的に、授業・アルバイト・サークル活動に圧迫されてしまって暇がない」という声が多かったです。
ついで「インターンについて全貌がよくわからない。よく知らない。」という意見が多かったという印象です。

サークル活動01

つまり、恐らくですが大学生にとってインターンシップとは、大学講義・アルバイト・サークル、よりも下の優先順位であるという位置付けなのでしょう。

”2%” という驚きの数字!!

大学生全体の2%しか長期インターンシップに参加していないとは、驚きの数値でした。(卒業後、就職するという学生に向けた調査です。)

「書き手T」からすると、時給がアルバイト市場よりも高く、面白い経験をさせてもらえるから、いい事尽くしじゃないか!
といった具合に、インターン実践しない理由が見当たらないくらいに考えているのですが、圧倒的に少数派でした!!

大学4年間の位置づけが、インターン参加者とそうでない人とでは、意識に違いがあるのですかね?

さて、2%の大学生は、何を目的とし、またメリットと感じて、長期インターンシップを実践しているのでしょうか。

みえてきた、「理念」 という就活軸

長期・短期ともに、インターンシップ参加者の、同様の業界・企業への就職希望度は上昇する傾向があるようです。

特に、長期インターンシップ経験者は業界への理解度が比較的高く、それゆえ明確な自身のキャリアビジョンを持っているという傾向があるように見受けられました。

学生がインターンシップを経験する中で自然と企業理念と自分理念の整合性について考えるシチュエーションが多く発生するという事だと思います。

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長期インターンシップを経験している事が正解であるという事を言いたいわけではありません。
しかしながら、自分理念を見つめる事をしてきた学生と、そうでない学生とでは、就職後のキャリア形成や人生観に大きな開きが生まれることも確かであると確信します。

就活の企業選びにはさまざまな軸があると思いますが、ある種「理念によるマッチング軸」が、もっとも学生自身に適した企業と出会う就活軸なのかもしれません。
昨今の学生インターンシップ参加状況を見ていて、そのように感じました。

RINEN MATCH は、来たる11月21日 18:45〜@WeWork新橋にて、理念企業をお招きした、大学生×理念経営実践企業の交流イベント、
「企業研究に欠かせない視点!〜理念経営を知る交流セミナー〜」
を開催いたします。

イベント詳細及びご応募は下記ページ(Wantedly)をご覧下さい。(定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。予めご了承ください。)
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