宣伝会議賞に応募してよかったなと思って書いたnote

先日、宣伝会議賞の一次審査を通過したときの記事を書いた。↓

【バイト先の生徒のおかげで宣伝会議賞の1次審査通過した話 】https://note.com/rindarinda413/n/na8564bed64b4

今回はその続きみたいなもので、二次審査以降の通過結果と宣伝会議賞に応募して良かったなぁと思ったことなどについて書いていく。

【宣伝会議賞の結果】

結果として、僕の最終結果は二次審査通過で終わった。要するに最後まで残ることはなかった。

そこは悔しいところでもある。ただそれ以上に二次審査を通過していたことも嬉しかったというのが本音だ。いや、正直めっちゃ嬉しいね!!!

この賞に応募するまでは僕にはキャッチコピーというか、言葉に関するセンスに自信を持てなかった。

だから、少しでも自分にその可能性があるって客観的な証拠ができた感じがして、それが僕の自己肯定感を引き上げてくれる。

要するにこの賞に応募する前と比べて、めっちゃ自信がついたってこと!!!ふぅッ⤴︎⤴︎⤴︎

**【宣伝会議賞に応募して、よかった】 **

やっぱり今回の宣伝会議賞に応募してよかったなと思う。それは以前より自信がついたこともあるけど、それ以上に自分の作った言葉が自分の行動を変化させるという経験ができたことにすごい意味を感じているからだ。

キャッチコピーを少しでも勉強すると「ほんとにそのコピーでお前の心は動くの?」みたいな教えと出会うと思う。

僕にとってそれは広告の講義で教えてもらったことであり、中村禎さんの本に出てきた「騙されませんよ」ってセリフであり、田中泰延さんの本だったりした。

僕は宣伝会議賞に合計30作品だした。ただその中で自分の行動に変化を与えていたキャッチコピーは1つしかない。

詳細は省くけれど、そのコピーを書いて以来、確実に僕の中で少しだけ景色を見る視点が変わり、行動が変わり、思考が変わった。

具体的には人間って水をたくさん使んだな、沢山汚すんだな、それを頑張って綺麗にしている人たちがいるんだな、じゃあ今までよりも気をつけて使おうとなった。

詳細を省くとはいったい……?

まぁ、とりあえずそんな感じで僕の行動は変わった。たった数行の、世間には出ることのないキャッチコピーで、自分が書いただけのコピーで、変わった。

そして、多分それが二次審査まで残ったんだと思う。いや、それが残ったに違いない。そして、なんかキャッチコピー書いて良かったなって本当に思えた。

他ならぬ自分の行動が、自分の言葉で変えられたことと、それが少しだけでも客観的に評価されるって結果を伴ったことが嬉しかった。

自分が自分の言葉で変われる。そういう経験はこの宣伝会議賞に応募しなかったらできなかったことだ。応募するという過程が、僕の肉体と思考に大きな影響を与えてくれた。だから、ほんとうに応募してよかったと思う。

**【反省】 **

もちろん反省もある。というより、反省の方が多い。言葉で遊ぶものとして、僕は全然未熟で浅い。

企業協賛賞を受賞された方々のコピーと自分のコピーを軽く見比べただけでその差はよく分かる。

うまく表現できないけれど、少なからず協賛企業賞を受賞された方々のコピーは**遊び心を感じる。ギチギチしてなくて、見る方に感情のゆとりが生まれる。すっきりして、軽やかだ。なのに真摯的だ。 **

僕は頭が固い。これだ!!と思うと考えに縛られすぎるし、自由にしすぎるとかえって不自由になる。

僕がいかに浅いレベルで言葉を考えていたかを痛感させられる。正直悔しさと恥ずかしさでちょっと泣きたくなった。

ただ、今年の9月がものすごく楽しくなった。オラワクワクすっぞ。

【宣伝会議賞は、楽しい】

僕にとって、今回の宣伝会議賞は思い出深いものになった。バイト先の生徒がきっかけで、キャッチコピーの勉強を再開した。応募する過程で良い本や体験に出会えた。自信を持てる客観的な証拠を与えてくれた。

目指すならやっぱりグランプリだけど、それでも言葉で遊ぶ感覚は大事にしたい。真剣に言葉で遊べるのは、やっぱり楽しい。あと賞金の有無は違うね(現金な奴)

今回は30作品キャッチコピーを考えて応募したわけだけど、ほんとうに楽しかった。

自分なりに考えていいキャッチコピーをかけたな!!!と思ったとき、頭ん中を気持ち良さがバチバチと暴れ回るあの瞬間

翌朝には「え、微妙じゃね?」って正気に戻る瞬間

またコピーを書いて「俺って天才かな?」と思える瞬間

そんなことを繰り返して、どこかでやってくる「なんか地味だけど、俺はこれ好きかな」って納得できるキャッチコピーをかけた瞬間

そういうコピーで、なんとなく普段の自分が変わって、そしてそのことに気づいた瞬間

そして、一次審査通過者の中に自分の名前があった瞬間

他にも色々あったけど、そういう瞬間すべてが楽しかった。

ただだ楽しかった

ありがとう、宣伝会議賞
ただ、ありがとう
ほんとうに楽しかった

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また

人の金で焼肉を食べるのが夢です。