林田 龍 自己紹介篇
初めまして、今日からチノアソビ大全に寄稿することになりました。
林田龍と言います、よろしくお願いします。
チノアソビ大全の末席に加えていただいた経緯としましては、私の見識を深めるため、文章を書くことを通して知を得るため、も少しいうならば、このチノアソビにおける支配人かつ絶対的存在たる林田暢明氏との強固な血縁関係及び圧が大きな、かなり大きな要因です。
そういうこともあってこのネットリテラシーが叫ばれる時代に、本名で文章公開なんてZ世代の自分からするとなかなかに抵抗感のあることをしてるわけです。後の人生に響くも響かぬも、自分の書くこと次第であるわけですが、最近の就職界隈では個人情報を検索にかけるそうですね。少なくとも後で本名調べられて全落ちするような結果にならないことを祈るばかり
割と唐突に参入してきたドのつくニューピーであります私ですが、そもそもチノアソビにて何かを書くという話は今年度4月、私が大学生になったときからありまして、書け書けと言われているところを惰性で乗り切ってきたわけです。
しかし、何事にも限界があるようで、暢明氏の圧は僕の惰性で押し留められる範疇を当に過ぎ、そういうわけで9月からというアメリカの学校みたいな始め方になったこと、ここに深く陳謝いたします。
All apologies
題名に自己紹介とデカデカ載せてしまったので、経歴を軽く書こうと思います。今年3月に都立豊多摩高校という高校を卒業しまして、現在は東京外国語大学でフィリピン語を主に学んでいます。部活は剣道、ジャズ、軽音などに入り込ませてもらっています。ブラジル研究会という気になる響きのサークルもあったんですが、思ったよりしっかりブラジルを研究していたのでビビってやめました。
高校は宮崎駿の卒業校で、その昔卒業生の取材に来たPTAの人に「高校はクソだった」と言い放ったこと以外はさしたる伝説も怠い伝統もない良い学校です。
打って変わって、東京外国語大学は由緒・伝統、自由な校風にクソ田舎な立地と三拍子揃った非常に素晴らしい大学であります。万歳
この間もガザの現状を考える会らしきものが、我が大学のあまり広くもない中庭に、多いとは言えない人数で座り込みをしていました。世間では一文のネットニュースにもならない東京外国語大学生の座り込み。これは果たして立地のせいなのか、東大とは偉い違いようですな。しかし、話題にならない方がいいものもあります。なんてったって暗中、左翼がかなりの数蠢いているだとか、どこどこの教授はあの国と親密な関係だとかいう噂がまことしやかに囁かれている外大、うーん、素晴らしい大学であることには変わりありません、万歳
なんといっても授業が面白いです、外大。先日外大の授業にて、
レヴィ・ストロースという学者とその代表的著書『悲しき熱帯』について学びまして
どこかで聞いたことのある名前だなんて思っていたら、私小学生の時レヴィ・ストロースの著作を買っていたんですね。
その名も『火炙りにされたサンタクロース』
読書感想文で一番インパクトを残したくて題名だけ見て買ったのでした。内容はサンタクロースという文化がどのように広まったか、またサンタクロースはフランスで1951年に処刑されているだとか。難しいけど面白い、小六の私の胸を確かにその作品は打ちました。そして、私の書いた渾身の読書感想文は誰の胸も打たずその題名だけが取り沙汰されて1分程度の話題になり、消えていきました。淡いなあ…
とまあそんなようにレヴィストロースとの再会は非常に面白いもので、文化人類学というものへの興味も湧いたる時分です。
こんなところで、もう書くこともないので私は
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