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困りごとや相談ごとは、移動して考える。
さて、子供たちの夏休み期間中にnoteの記事を週1回アップすることを目標に掲げて、今せっせと文をこしらえている僕です。
そして小学5年の長女が、僕の名前をエゴサして、note見つけ、何となく読み進め、面白い記事をスクショして、自分のキッズ携帯に送信していることに、変な緊張感を持ち合わせている7月の終わり。頑張ります。
▼相談は分解して、整理が鉄則
今日の夕方、入社2年目のスタッフから相談を受けました。自分の受け持ちの利用者の支援に関することでした。
口腔ケアの支援について、家族と申し合わせをした上で、定期クリーニングは難しいと判断したのですが、他にもできることはないか、めっちゃ悩んでいるんです。
という内容。
ほんならこうしたら?と解決策を秒速で提示するのは、二流なマネージャーがやる方法です。(とはいえ、ついついやってしまうこともあります)
ここで心がけたのは、現実の位置に一緒にたち、理想に向かって、何が必要か、何ができるかを整理していくことでした。
「どうなることが理想なの?」
「抽象度の高いその言葉をもっと具体的な数字に置き換え提供みたら、どんな感じ?」
「それやるための時間はどれくらい?」
「9時間労働していて、その時間は、どのタイミングで使える?」
現実に意識を置き、共に課題に向き合ってみました。20分ほど話をすると
「なんとなく、できそうな気がしてきました」と。
▼相手の場所まで移動する
僕はマネジメントやる立場であり、福祉経験も20年を超えています。「なんで、出来ないの?」と思うことは確かにあります。しかし、「これをどうやったら出来るか?」を一緒に考えていくことにこそ、マネージャーの存在意義があるものだと思います。
子供の宿題をみるのも同じです。例えば算数。
30年前に自分が習ったやり方と、今のやり方では、違う部分もあります。親のやり方からスタートしようものなら、「なんで出来ないの?」の出発地点がズレています。
教科書見て、ノート見て、計算ドリル見て、「この解き方なのか」と知り、伝わる言葉を選び、子供の「あー、分かった」「あー思い出した」を引き出すプロセス。
子育てもスタッフの人材育成も同じ。
意識の移動なのです。
関わる僕も勉強になります。やっぱり人と関わるのはオモシロイ。
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