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入所施設で働く人たちへの危機感

久しぶりのnote。

先月末の43歳のスタートに先立ち、stand.fm始めました。

まだ2回の収録ですが、noteでシェアが出来ることを先程、思い出したため、下に貼っておきます。

入所施設で働くスタッフ(僕を含め)は、働き方をキチンとアップデートしないといけないよねという話をしています。

▼音声で良い方は、ポチッと。ながら聴き、通勤、帰宅のBGMでOK↓


さて、テキストでご覧になりたい方は、続きをお読みください。
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僕は、障害者の施設入所のサービス管理責任者をしています。20年近く働いているなかで、ふと危機感を覚え始めました。

それは文化のアップデートです。

入所系の施設で提供するサービスは、全般的に事業所内敷地で完結します。うちも同じです。

作業をしたり、運動をしたり、リハビリをしたり、寝て起きたり。

また地域の社会資源を使って、余暇支援をしたり、交流を持ったりとしていますが、必ずしも十分ではありません。

だから入所は悪いと思われるかも知れませんが、問題なのは、ここに危機感なく、何も気付かず、サービス提供を続けると『文化が遅れたままになる』ことです。

文化は、新しい行動や習慣や考え方、人の混ざり合いでもって、開花していきます。

入所施設のスタッフは、8時間労働のうち、同じところにいたまま、何も知らない、何も触れない時間を過ごしてしまっています。

文化の対流が起きていない。となるとサービスの質が高くならない。当たり前です。


例えばですが、恥ずかしながら、うちの事務所のスタッフのなかで、ゴリゴリにzoomを使いこなせるのは、僕しかいません。

また、利用者の方へのポスチャリングやシーティングといった新しい介護の方法も「知らない」が多くいました。

サービス提供者であるスタッフが、時間を使って、外に出て、文化を取り入れる作業は、職務の一環と捉えても過言ではないかと思います。

かくいう僕も両足をズッポシ、サービス管理責任者として埋めず、片足をキチンと地域や社会にピポットしていこうと考え、まずは、「コミュニティ作り」に挑戦します。

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