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ブッシュクラフトキャンプにハマった話

おはようございます。
数年前から世の中ではキャンプの一大ブームが起こっていることはみなさんご存知ですが、私も例に漏れずキャンプにハマった一人ではあります。ちょっと特殊なキャンプスタイルを好んでいるので今日はその話をします。

初めてのキャンプ

私が初めてキャンプに行ったのは2021年の9月。
場所は神奈川県三浦市の海岸沿いでした。
そこはキャンプ場ではなく、海水浴場のすぐ横に位置するただの岩場。
キャンプが世の中のブームになっていたことはもちろん頭にあったのと、僕はバイクに乗るので、キャンプツーリングをやってみたかったという理由がことの発端でした。
なぜキャンプ場ではなく野営をしたいと思ったかと言えば、まず第一に僕がケチでキャンプ場をお金を払って予約して、ついてくるものと言えばトイレくらいのものと思っていたから。第二の理由として、僕はなぜかいつも大変だと思う選択肢に飛びついてしまう傾向があるからだと思います。第三の理由としては、不便なことや劣悪な環境に対してそこまで抵抗がないことがある。大体そんな理由かと思います。
そんな僕にだから当てはまる理由で場所を選んではいたものの実は3人での旅。野営は不便で劣悪と知りながら、友達を巻き込んでしまったのは悪いとは思うけど、彼らにとっても良い経験になったと思うからよしとしましょう。実際到着した時ちょっと揉めました。笑

初の野営とその魅力

キャンプツーリングで三浦の観光地やマグロを一頻り楽しんだあと、私たちはようやくのこと野営の目的地に辿り着きました。
しかしそこはフェンスで通行禁止になっており、中に入ることができなくなっていました。浜諸磯という場所だったのですが、ネットで調べてみると、どういう理屈かは分からないものの、コロナが原因で閉鎖になったそうで。その場所は野営地としては有名なスポットでした。
もちろんバックアッププランとしても候補は考えていて、最終的に荒井浜という場所で野営することとなりました。
キャンプツーリングといえば、バイクを横につけてキャンプするというのが常識的なところであるけれども、荒井浜はバイクを乗り入れられるような環境ではなくそこでちょっと揉めました。
けれどもそこは僕ら以外誰もいない、静かで綺麗な場所でした。

荒井浜での野営

そこは本当に貸切状態で、僕らが灯した光のみが辺りを照らし、聞こえるのは僕らが立てる音の他は波の音だけの世界でした。こんなに開放的な空間なのに音楽をかけても騒いでも文句を言う人は誰一人としていない、僕の人生の中でも味わったことがない特別な空間。
この体験がこの先の僕のキャンプの方向性を完全に決めることとなりました。
ちなみに浜辺にはフナムシという生物がいて、僕はテントを開けたまま買い出しに行ってしまうミスをして、テントの中がフナムシまみれになるという事件が起きたのもいい思い出です。全部は出せなかったので、フナムシとテントを共有し、おかげで一人用テントでも寂しさを感じることはありませんでした。

ブッシュクラフトとの出会い

強烈な体験をしたあの日からキャンプといえばどっぷりと自然に浸るものだという価値観が僕には備わりました。誰の目も気にしなくていい、誰の迷惑も考えなくていい、そんな非日常にすっかり魅せられてしまったのです。
ところが、また野営したいと思い仲間を誘うと、渋る声が。あの時の感動は僕だけの感覚だっのかと悲しみが芽生えたがそういうことではないらしい。どうやら彼らはフナムシがトラウマになっているとのこと。私はフナムシよりも知らない人間が近くにいる方がよっぽど嫌なのだが、無理に嫌な体験をさせることもできないので僕らは敢えなくキャンプ場を選択しました。
しかし僕の体はすでにただテントを張ってBBQすれば満足できるものでは無くなっていました。少しでも自然の中で生きている感覚を味わいたいという思いから辿り着いたのは自然にあるものを使って必要なものを作るブッシュクラフトというスタイルだった。
野営キャンプについて情報を集める中で知ったこのスタイルは私にとってとても魅力的でした。必要なものはその場で作るというのは荷物を多く積載できないバイクとの相性は抜群で。作る過程も楽しく、それを使って料理をしたり暖をとることの満足さも醍醐味です。
私が作った代表的なブッシュクラフト作品を紹介します。

ランタンスタンド
ファイアリフレクター、ティピー型薪組み
肉は医師で焼く
鍋を引っ掛けるクッキングトライポッド

キャンプの楽しみ方

こんなキャンプをしていたので、初めて大型のキャンプ場に行った時大きなテントがいくつも張られているのをみて、「あれがグランピングってやつ?」と友達に素直な心で聞いて笑われたのはいい思い出です。
僕なりのキャンプの楽しみ方はとことん自然の中の非日常を体験することだが、多分昔から冒険とかサバイバルに憧れる部分があったからだと思います。そういえば遊び方も秘密基地を作ったり、木の棒でチャンバラしたり、近くの川で魚採りをしたりそういう類が多かったかなと振り返ると気が付きました。
多分こういった趣向は子供の頃の過ごし方で決まってくる要素は大きく私はキャンプとの、それも野生に近いジャンルのものほど好む傾向にあるのでしょう。
いいことに気がついたな。そう思いました。

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