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「得意料理はなんですか?」

僕は、最近では「麻婆茄子」と言うようにしています。

先に乱切りにした茄子を多めの油で炒めて、油を切っておいておく。

牛豚の合挽肉を、油が透明になって、パチパチと中の水分が蒸発する音が聞こえるまで炒めて、そこに味噌と醤油を加えて、馴染ませて。

豆板醤、豆豉、ニンニクを入れて香りをしっかりと引き出して。
鶏ガラスープ、醤油、紹興酒、胡椒を合わせた合わせ調味料を入れて煮立たせて。

そこに豆腐とさっきの茄子を投入。
馴染んだところで水溶き片栗粉でとろみをつけて。
山椒を振って、葱油を回し入れて完成。

これが結構、美味しいんですよ。

得意料理の定義は人それぞれだと思うけれど、僕にとっては、

1.つくってて楽しいし、比較的美味しくつくれる
2.手軽につくれる(作業工程が頭の中に入っているので手間だと感じない)
3.人に話して伝わりやすい(いわゆる名称がついている)
4.いざ「つくって!」って言われたときに振る舞える

ものかなぁと。

専門学校に通うまでは、スーパーに行くととりあえず安くて美味しい旬の野菜とサラダ用の葉野菜を買って、お肉は適当に買って、料理をする時には残った材料を使うことを前提に気分で適当につくっていたから、得意料理を訊かれると困っていたんですよね。

でも、専門学校に通って、中国料理を専攻して、名称のある料理を色々と作る中でふと「これだぁぁぁ!」と思えたのが麻婆豆腐でした。なんか、かっこいいしちょっと専門性もあるっぽいしね(あざとい)

こんな風に、僕のようにたまたま作っていた料理がふと得意料理に繰り上げられる場合もあれば、積極的にこれを自分の得意料理にしたい!と狙いを定めて練習する方法もあると思います。

すもーるすてっぷCookingでも、「この料理をつくりたいです!」というリクエストがあれば、その料理を題材にして具材の切り方や調味料の合わせ方などを学べるプログラムを組みますので、遠慮なくリクエストしてくださいね。

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