Pre-sessional Courseを受けてよかった…!!
日記が続くかどうかって、顕著に表れるなって感じました(笑)
怠惰な私の7つめの投稿です…!
3週間のPre-sessional Courseが終わり、一週間の休みを経て、現在は新入生へのオリエンテーション期間です。
日本の大学と同様、キャンパスツアーやサークル活動の勧誘で大学通りは大賑わいです。
私の寮でも毎日パーティーが開かれており、朝から晩までワイワイガヤガヤ盛り上がってます(汗
最近、つくづくPre-sessional Courseを受講して良かったなと思うので、私の感じた利点を書いていきたいと思います。
Pre-sesisonal Courseとは何か
Pre-sessional Courseとは、本科の授業前(大体夏休み)に語学センターによって開かれる英語の授業です。
目的は、本科が開かれる前に英語のリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの力を伸ばし、その後の授業にスムーズに参加できるようにすることです。
マンチェスター大学以外で開かれているかはわかりませんが、以前他の大学でも開かれているのを見かけたことがあります。興味があれば是非参加してみてください。
3週間のPre-sessional Courseの学費や寮の費用は合わせて20万以上かかりますが、それに見合うほどの貴重な経験が出来たと私は思っています。
利点①スピーキング力が格段に伸びる
IELTSやTOEFLなどのテストで、スピーキングのスコアに伸び悩む人は多いのではないでしょうか。
日本にいると英語を話す機会なんてほとんどないと思います。
ほとんどの欧米の大学では、チュートリアルという、日本でいうセミナー形式の授業を必ず受けなければなりません。
つまり、講義を受けるだけではなく、他の学生と議論をし、自分の意見を述べ、時にはプレゼンテーションを行います。
「日本人だから…」なんて甘い扱いを受けることは期待してはいけません。
海外の人はむしろ日本人の意見に興味津々なのではないでしょうか。
また、日本人だからこそ、日本人の考え方、日本の状況、日本の問題点を積極的に世界に伝えていくべきだと私は思います。
Pre-sessional Courseでは必ずディスカッションの時間が設けられるうえに、クラスでの発言を求められます。プレゼンテーションも行います。
いやでも発言しなければいけない状況に追い込まれます(笑)
また、寮でも同じルームメイトの学生と英語でコミュニケーションしなければならないので、アカデミックな会話だけでなく、日常会話の英語も鍛えられました。
私は3週間の授業を受けた後、日本語を話すのが少し億劫になるほど、英語漬けの日々でした…!
利点②エッセイの書き方を学ぶことが出来る
みなさん日本でもレポートは何度か書いたことがあると思います。
しかし、海外で求められるレポート、つまりエッセイは、書き方がきっちりと決まっており、それに従わないと大幅な減点になります。
例えば、
・イントロダクションの最後の文はthesis statement(エッセイの要約)を書くこと
・引用する場合は必ずパラフレーズ(言い換え)すること
・参考文献の形式も色々あり(バークレー式、ハーバード式など)、大学や先生によって変えなければならないこと
などなど、他にも山ほど挙げられますが、本科の授業でエッセイの形式について細かく教えてくれる教授は少ないのではないでしょうか。
余談ですが、最近はPlagiarism Checkerという剽窃行為がないかどうか確認するソフトが用いられるようで、これを使えば「〇〇論文と10%一致、△△論文と6%一致…」などリストになって表示されるそうです。
剽窃行為については本当に厳しいらしく、厳重な処罰が下されるそうです…。
技術の進歩にちょっとドキドキしますね(笑)
利点③必要な手続きを早めに終わらせることができる
留学先で必要な手続き、例えば生徒証やBRPカード(ビザの一部)を受け取ること、銀行口座を開くことを人のいない夏休み中に終わらせることができます。
本科の授業が始まると、世界中から大学院生や大学生がやってきます。想像以上の多さでびっくりしてます。
これらの何千人もの学生が押し寄せる前に、必要な手続きをスムーズに終わらせることが出来ます。
日本人には関係がありませんが、イギリスでは外国人は警察に登録する必要があります。
Pre-sessional Courseを受講していた学生は1週間以内に手続きを終えていましたが、先週到着したばかりの学生は、手続きの予約を取れたのが11月だという話をしていました。
銀行の口座を開く場合には大学からの証明書が必要となるので、お金を適切に管理するためにもなるべく早く手続きを終えて損はないと思います。
利点④キャンパス・街に慣れることができる
マンチェスター大学はとても広いです。北から南までキャンパスが広がっています。
Pre-sessional Courseでは限られた校舎しか使いませんが、特に図書館や勉強館の使い方は知っておいて良かったなと思います(学習室の予約の仕方など)。
また、どこのスーパーが安いとか、どの店で学割が使えるとか、生活に必要な知識を先生や学生と共有することができます。
周りが皆海外からの留学生だからこそ共有できる知識もあります。
Pre-sessional Courseはアジアからの学生がほとんどなので、アジアンスーパーマーケットにみんなで行ったりしました。
利点⑤その後も付き合うような友達ができる
これはオリエンテーション期間の今、一番身に染みている点です。
新入生や留学生は様々なイベントやパーティーに参加して友達の輪を広げています。
私もいくつか参加していますが、やはり一度話して終わりという友達も多くなってしまいます。
Pre-sessional Courseでは毎日顔を合わせるので、クラスメートのように皆が仲良くなります。
私は今でもお互いの寮に遊びに行って料理を一緒に作ったり、中心街に行って映画を観たりしています。
新しいコミュニティに溶け込むことはとても大事ですが、時間もかかりますし疲れてしまいますよね。
そんなときに、気の許せる、本音で話せるような友達がいることはとてもありがたいのです。
ちなみに、私は来週台湾人と中国人の4人でヨークまで旅行に行きます!楽しみ!!
もちろん、もっともっと他の学生とも交流の輪を広げていきたいとは思っていますが、一緒に旅行に行くような友達ができたことは、この1年間心の支えになると思います…!!
久々にnoteを書いたら、文章を書くことの楽しさを思い出しました(笑)
授業が始まって忙しくなる前にもう一本投稿したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?