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3000円と4時間で幸せになれることを知った日

来週、ついに育休が明けます。仕事に復帰する日が近づいてきました。

4月になり2人の娘を保育園に預け初めて早10日。預かり保育の時間も16:30までとなった今は、平日のひとり時間を満喫できる最後チャンス!

貴重なこの期間、思う存分にやりたいことやるぞ!と思ったわたしが向かった先は、スーパー銭湯でした。

育休復帰前に、やりたいことをやり切る

家の最寄りにあるスーパー銭湯は、入館料+オプションの岩盤浴で1500円。

一度入館してしまえば特に時間制限はないので、営業時間内なら好きなだけ滞在しても大丈夫!15種類のお風呂もオプションの岩盤浴も入りたい放題です。休憩スペースには漫画が数万冊置いてあるのでマンガ喫茶のような一面も。お腹が空いたらフードコートに行って気分に合ったごはんも食べられる。デザートだって充実しています。控えめに言って天国。

お風呂にはもちろん露天風呂があって、周りにはアジアのリゾートを彷彿とさせる植栽が植えられています。その雰囲気は、「あれ?今、わたしバリにいる!?」と錯覚しそうになるほど。ぬるめのお湯は38度と体温にほど近く、とろけそうで一生入っていられそうです。

お風呂と岩盤浴を何往復かしたあと、フードコートへ。ちょうどお昼過ぎの時間帯で、太陽が高い位置にあって眩しく、いつの間にか夏みたいに暑い気温になっていました。

「今日は、ビール飲んじゃおう!」と頼んだビールの泡との比率は7:3の黄金比。この冷えたビールをテラスでごくり。……あー、生きててよかった!

ごはんも食べ、お腹いっぱいになったら休憩スペースに行って、ごろごろ漫画を読んで過ごします。最後にお風呂にひとつかりして、約4時間の滞在が終了しました。

保育園のお迎えがあるから、そろそろ帰ろう。

カギと一体型になったICチップをかざして精算すると、入館料+オプションの岩盤浴、水分補給用の飲み物、ビールにごはん。滞在中に使った金額は、3000円でおつりが来ました。

「そうか、わたしは3000円と、ひとりになれる自由時間が4時間あれば幸せになれるのか!」

そんな大発見をして、保育園のお迎えのため帰路につきました。

自分にとっての回復呪文は?

日々生きていると、いい日もあれば悪い日もあります。そして悪い日が続くと、体力的・精神的に削られることも。

そんな時に大事になるのは「自分はこれをすると幸せな気持ちになる」というモノや行動を自分でわかっているかどうか、ということ。分かってたら、削られた時に対処できますしね。

今回のスーパー銭湯は、わたしにとって「ベホイミ」くらいの回復力がありました!(ちなみに、わたしにとっての「ホイミ」は仕事の帰り道に買うコンビニスイーツや、マッサージなどです。)

このベホイミを発動させるのに必要なのは、1000円札3枚と、4時間のひとり時間。大人になって、学生の頃と比べるとお金に余裕はできたけれど、逆に時間の捻出が難しくなりますね…。だからこそ、スーパー銭湯に「ベホイミ」ほどの回復力があるのですが。

いずれにせよ、育休復帰直前でこの体験ができたのは自分にとってとても貴重でした。

育休が明けると、仕事と育児の両立の中で消耗する日も出てくることでしょう。手軽にかけられるホイミじゃ回復できないくらい削られたら、そのときは3000円握りしめてスーパー銭湯に行こうと思います。

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