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人間関係

人間関係のゴタゴタって
高校生までだった気がする。

私は小中高大と男女共学の学校へ通っていた。
小中学校は家から1番近いところへ
高校は男女比が2:8ぐらいのところへ
大学は大阪のマンモス大学へ通っていた。

大学を卒業した今思うのは、

"人間関係のゴタゴタって
大学ではあまりなかったな"

ということだ。

クラスがなく担任の先生などもいない大学では、関わりたい人と関わり、苦手な人は避けられる環境だった。
確かに、サークルなどで様々な人と関わる機会はあったが、幸いにも私が所属していたサークルにとくに苦手な人はいなかった。

しかし高校まではクラスが決まっており、
席替えや掃除当番、係、委員会など、苦手な人を避けられない環境にあったと考える。

また高校生活では文化祭や体育祭、修学旅行といったイベントがたくさんある。
そのため苦手な人とも一緒に力を合わせて何かを成し遂げなくてはならなかった。

その結果、「あの子と価値観が合わない」や「○○ちゃんとの方が仲良いの?」、
「え、好きな人同じやん…」などで人間関係にガタつきが出る。
もちろん友人関係は最高に良好だった!
という方もいらっしゃると思うのでこれは私の高校生活でのことだと捉えていただきたい。

しかし全力でぶつかることによってその人の価値観や大切にしていること、何をされたら嫌なのかなど知ることがたくさんあると思う。
私自身の経験上、ぶつかってこそより仲が深まったと感じている。

自分と価値観が全て合う人など存在しないと思っているが、ぶつかることによってそれが少しずつ理解できるようになり、その人を受け入れられるようになるのではないかと感じる。

高校時代に同じクラスでよく遊び、今でも海外旅行を共にする友人がいる。
今でもよく価値観の違いでぶつかるがそれでこそ仲のいい証拠というか、私たちらしいねと言っていつも笑っている。

また高校では和太鼓部に所属しており、練習中の衝突や目標に対する想いの違い、恋沙汰などでごたつくことが多かった。
しかしまた彼らは、私にとって仲間と呼べる唯一の存在となった。
3年間(私は留学で1年抜けていたため2年程度だが)一緒に部活をしてきて、夏も冬も関係なく毎日半袖半ズボンで太鼓を叩き、目標への想いに差がありながらも、あのメンバーで全国大会へ行けたことは今でも誇りに思う。

もちろん大学でも仲の良く大切な友人はできた。しかし喧嘩をしたりぶつかった思い出は記憶にない。
もちろん高校時代よりぶつかることを恐れていたし、友人を選べてしまう大学だからこそ、仲直りの仕方などわからなくなっていたのかもしれない。
そうゆうぶつかりを経験したのは高校までだったなとふと思った。

私は恋人同士でも同じだと感じている。
たくさん喧嘩をしてもちろんダメになってしまうカップルもあると思うが、嫌なことは嫌、どうして嫌なのか何が気にくわないのかをきちんと話し、相手を理解してこそより良い関係が生まれるのではないかと考える。

先日SHE'SさんのLetterに出会い、初めは恋のことを言っていると思ったが友人や家族、すべての人に当てはまると思ったので引用する。

僕らは大切な人から順番に
傷つけてしまっては
後悔を重ねていく
それでも愛したり
愛されたいと願っている
あなたを守れるほどの
優しさを探している

家族、友人、恋人
大切な人は愛したいし愛されたい。
人間はそうゆう生き物なのだと私は思った。

はじめの三文がとても胸に刺さったのだが、
特に恋愛において、好きな人ほどうまく甘えられなかったり、思ってることを遠回しに伝えてしまい誤解を生み傷つけ、
「あぁ、あの時もっとこう言えばよかったかな…」
と後悔することが多くある。
だからこそ伝えたい人に伝えたいことを伝えられる時に伝えたいと思う。(いや、お前誰やねん笑)

この自粛期間があってから普段はあまり連絡を取らない友人と連絡を取る機会があった。
そしてこうやってnoteを書くことにも繋がった。

このnoteを見てあなたの頭に浮かぶのは誰だろうか、、、

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