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秋の秩父 神の気配を濃厚に感じた三峯

今年は秩父にたくさんご縁がある1年なのか、
夏につづいて、秋の三峯神社に行ってきました。

距離的にちょっとした旅行気分。

今回は、
三峯神社は初めてという友人と一緒に参拝です(^^)

ここで突然ですが、
友人は最強雨女なんです(笑)

そして私は、平凡な晴れ女なんですが、
二人が揃うと、間を取った曇りか
私が負けて雨になることが多い(笑)

参拝した10月10日は、
1日雨は降りませんでしたが、
秩父に着くと山々に雲が降りてきていて、
三峯に着いたら、完全なる濃霧(笑)


というより、もはや雲の中状態。
(これは初…)

9月から計画を立てていたのですが、
天候やワクチン接種などで
2度リスケとなり、
やっと一緒に来ることが出来た日。

雨女 vs 晴れ女のせめぎあいが功を奏したのか、
濃霧の秩父の山々、
三峯神社はかなりの神秘的な空気感でした。

そんな三峯神社について
写真多めでお伝えしていきます。

ちなみに、夏に行ったときの記事は 
こちらからどうぞ↓

滑り出しはバス酔いから(笑)

西武秩父駅から、
三峯神社行の始発バスにのり約1時間半。

段々緑が深くなり、きれいな渓流を見下ろし
ダムを渡り、自然豊かな風景を眺めながら、
山道の連続カーブに、若干のバス酔いの香り。

段々と、こみあげてくる気持ち悪さに
最後10分くらいは、
心の中で「早く着いて…早く…」と
お経のように唱えてました。

私の隣では、揺れるバスの中
平気でポケモンGOをやってる友人。
山の中、あまりポケモンは出なかったそうですw

何とか、私の気力が勝利し、駐車場に到着。
降りて速攻、梅ジュースを買いました。
車酔いのとき、
酸っぱいもの摂取すると落ち着きます。

深呼吸して、山の空気を存分に浴びたら
スッと回復。

いざ、三峯神社へ。

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駐車場から階段を上がり
この奥に神社がありますが、
すでに、湖畔キャンプの早朝かよってくらい

霧が出てます。

(この時は、大体9時30分ごろ)

酔いも覚め、ちょっとお腹が空いていたので、
参拝前の腹ごしらえ。

お休み処【山麓亭】で、
おみくじ団子をいただきます。

(今回は、吉でした。
 大体真ん中あたりの串部分に書いてあります)

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甘辛系のもっちり団子で、
めちゃめちゃ腹持ちがいい!
ほんのりと、ピリッと絡みがあるのが
最高においしいです。

(このあとたくさん歩いたけど、
  夕方になってもお腹空かなかった)

霧が出る意味は実は嬉しい〇〇のサイン

このかっこいい三つ鳥居が、
霧でさらに神秘的に見えますね。

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写真では伝わりにくいかもしれませんが、
鳥居をくぐった後さらに霧が濃くなってきました。

この時は、
(天候として)濃霧がより一層 
神秘的な感じだなーくらいに思っていましたが、

帰宅してから、何となく気になって、
【三峯神社 濃霧】で調べてみると

三峰神社は晴れの日よりも、
霧の日に行くのがオススメだ

と言う記事をいくつか読みました。

年間を通して霧に包まれることが多いそうですが、
白い霧こそが山の霊気であり、

日本武尊を三峯に導いた
白いオオカミ(御眷属さま)
そのものと言われているそうです。


三峯神社の神の遣いはオオカミです。
濃霧ともなると、
大歓迎されているというサインでもあるのだとか。


本当に勉強になります。
皆よく知ってますね。すごい!

調べてから行けばいいものの、
いつも調べないので(笑)
あとあと教えてらう事が、多いです。

個人的には、晴れでも雨でも霧でも、
いつ行くのがいい!みたいな考えはなくて、
いつ行ったっていいんだろうなと思ってます。
(雨も浄化の雨とか言いますしね)

ですが、

龍神と縁がある神社は雨が降る時がいい。
なんて話も聞いたことありますし、
神様と相性のある天候もあるのでしょうね。

とにかく、歓迎されてるって言われたら
この日がベストタイミングだったんだな
と嬉しくなりました。

(リスケはこれが理由かも?)


奥に行くにつれて神秘的な気が増していく

鳥居をくぐり参道を進むと、随身門があります。

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ちなみに夏に行ったときの写真はこちら↓

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全く雰囲気が違いますが、
どちらも高い気を放っているように感じます。

この随身門、くぐると天井に
龍の絵が描いてあります。

とても薄く書いてあるので、
気づかない人も多いそうですが
参拝するときは、見上げてみてくださいね。

参拝するたびに感じるのですが、
随身門をくぐってから
またグッとエネルギーが変わる感覚があります。

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拝殿と本殿へ向かう山道も、
より一層背筋がシャンとします。

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三つ鳥居の時とは、
違った表情と雰囲気のオオカミ様に挨拶をして
進むと、青銅鳥居が見えてきます。

向かい合う凛々しいオオカミ様は、いつも強そう。

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ちょっとかわいさもあり、友人は
ディ〇ニー感あるな…と言ってました(笑)

確かに、
向かい合ってパスタ食べそうな感じはありますね。

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三峯神社は龍神とも縁深く、青銅鳥居には
今にも動きだしそうな龍が彫られています。

先ほどの随身門の天井にも、
龍図が描かれていますし、
龍脈にある神社ともいわれています。

龍神好きな人は、特におススメな神社です。

拝殿の両サイドには、
樹齢約800年のご神木が立っています。
観るたびにパワーを感じ、
そのパワーをもらって帰って来ています。

樹齢800年と聞くと、
37年しか生きてない人間(私)の
悩みや不安なんて、
小さいもんだなと毎回思います。

(がしかし、悩むけども。)

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写真越しにパワーをどうぞ。(保存してもOKです)
良い氣はみんなで分け合いましょう。   


遠宮 御仮屋神社は山の神気を存分に感じられる場所


三峯神社の中で(奥宮を除いて)
一番エネルギーを感じるのは、遠宮です。

遠宮まで参拝している人は、
少ないように感じるのですが、

少し奥に山道を進むと、ひっそりと、
しかし荘厳な佇まいで待っていてくれます。

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今、写真で観ても、
ビリっとするような感じがします。
夏の時も感じたけど、別格な気を放っています。

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御仮屋神社の裏手に回ると、
さらに山の霊気を感じることが出来ます。

山の下から吹き上げてくるような風も気持ちよく、
葉のそよぐ音、遠くで鳴く鳥の声、風の音、
それ以外聞こえない空間です。


御仮屋に参拝したら、
少し裏手に回って(そこまでは人が入ってOK)
山の気持ちのいい空気と、
三峯山全体の神聖な氣を感じてください。

御仮屋から拝殿に向かう道の途中には、
縁結びの木もあります。
婚活や恋愛、良きご縁に出会いたい方は
こちらもお忘れなく。

(アニメチックなイザナギ、イザナミの絵が
 かわいらしかったです)

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さらに濃くなる霧。
写真だと明るめに写ってますが、
この段階で数メートル先を歩かれると、
見失うくらい濃かったです。

右側は崖です。普通に崖(笑)
その下にも道はあるので
落ちても死にはしませんが、気をつけましょう。

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奥宮へは遥拝殿から参拝を


秩父の山々を見られる、 
絶景スポットでも人気の遥拝殿。

景色を眺めるだけではなくて、
ここから奥宮へ参拝します。

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お賽銭箱もちゃんとありますので、
向かいの山にある奥宮に向かって参拝。

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奥宮は、10月9日に閉山式があり、
登れなくなっていますので、
直接訪れたい場合は、来年の春以降ですね。

本殿から更に、約2時間くらいの
トレッキング(ガチ山登り)になります。 


普通に熊や鹿が出るので、
熊錫はマストでお願いします。

この遥拝殿は、早朝など雲海スポットとしても
人気が高いのですが、何も見えません(笑)

というか、私達が雲海の雲の中にいる感じです。

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ちなみに晴れた日の写真がこちら(笑)↓

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夏に行ったときの写真なので、
青々していて生き生きしてますね。

三峯神社に行ったら天空喫茶へ

三峯神社の参拝を終え、
帰りのバスまでお茶しながら時間をつぶします。
4件ほどお店がありますが、
一番目立たない場所にあるのが


天空喫茶 ちどりや さんです。

外観からレトロ感があって、
タイムスリップしたのか?と思わせてくれます。

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レトロな見た目ですが、
名物はヴィーガングリーンカレーや、
有機卵の卵かけごはんなど、東京のカフェに
出てきそうな健康志向メニューが多め。

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店頭で販売している軽食も、
国産小麦や天然酵母にこだわったものばかりで、
健康にもいいメニューが豊富。

ここはほんとおススメです。


しかし、私達は参拝前に食べたお団子で、
まだお腹がいっぱい。

私は、カフェラテと、ビスケットを注文しました。

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外を眺めながらの、天空コーヒータイムは最高!

コーヒーに合うからと、店主さんから
ココナッツシュガーの綿あめのサービスも(^^)v

めちゃくちゃコクのある綿あめで美味しい。

ビスケットは、サクサク系。
塩糀って書いてあったので、
ちょっとうまみを感じる優しい味でした。

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なんで六芒星のカタチにしたんだろう?
と思ったら、コースターにも書いてありました。

三峯は、三に縁がありますし、
倍の六でさらにパワーが増しそうですね。

店内は、いろんな作家さんの絵や、アクセサリー、
パワーストーンジュエリーなどの展示もあります。

何か出会いがあるかもしれないですね :)

アクセス方法

【バス編】
西武秩父駅から、5番のバス乗り場に向かい、
急行 三峯神社行に乗ります。 
(大人片道950 小人:480円)
所要時間は、大体1時間15分くらい。

行きの始発は、平日は9:10 土日祝は8:30 
(混雑する日(初詣など)は
 臨時バスが増便されるそうです。)

三峯神社から出るバスは、
最終が16:30なのでお気をつけて。
行きも帰りも、1時間に1本なので、
時間気を付けてくださいね。

【登山編】
登山ルートは、三峯山表参道が、
大輪バス停付近にあります。
西武秩父駅から、三峯神社行きのバスにのり、
大輪で途中下車。
表参道の鳥居からスタートしてください。

(三峯神社行じゃなくても、
 大輪行のバスあはありますので、
 三峯神社行が混雑していれば、 
 別のバスでも大丈夫です。)


途中、滝など見所スポットもあるみたいですよ。

大輪周辺は、キャンプ場も多く、
前日キャンプして、
翌日三峯神社まで登山する人も結構いました。

ハイキングルートはこちら↓

裏参道コースもありますが、神社は表参道から入ったほうがいいですね。

【自家用車編】
東京方面から 
関越自動車道・花園ICより国道140号線、
皆野寄居バイパス経由で約2時間。

山梨方面から
中央自動車道・甲府昭和ICより国道140号線、
雁坂トンネル経由で約2時間半。

※駐車場に止められず、
長蛇の列になることも多々あるので、
車はあまりお勧めしません。


【最後に】山の中とは思えない豪華な装飾彫刻

拝殿や手水などの装飾彫刻は極彩色で、
豪華絢爛な雰囲気なのも見どころ。

観てください。なんと、肉球があります。
(かわいい)

左側をよく見ると、龍にも肉球がありますねw

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標高1100m越えの山の中にある三峯神社。
地元民以外は、気軽にはいけない場所だからこそ、
いつ行っても、気高く澄んでいて、
帰ってきた安心感みたいなものがあります。

摂社、末社もたくさんありますので、
気になる方や、昔に参拝したけど
また行きたいなという方は、
行楽日和の秋に行ってみてはいかがでしょうか。

お茶するときは、天空茶屋 ちどりやさんへ~(^^♪

では、まったね~。

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