狂気は肉体に留めておけないから
大丈夫?この画像笑。
映画「カリギュラ(Caligula)」は、1980年に、当時のアメリカポルノ雑誌「ペントハウス」社長;ボブ・グッチオーネが46億円という巨額の費用を投じて製作した歴史的超大作であると同時に、れっきとしたハードコアポルノ作品でもあります。
監督は伊ポルノ映画の巨匠、ジョヴァンニ・ティント・ブラス。
「だめ」「してはいけない」等の強い禁止文句は、日本で育児している層にとってはよく口走ってしまいがちな3大ワードに入るのではないでしょうか。
これら強い禁止語句が却って受け手の衝動を引き起こすものとして、「カリギュラ効果」「カリギュラ現象」という語句がありますが、これは日本独自のワードなのを知りました。
映画「カリギュラ」の公開当初、アメリカのボストンなどで、その過激な性描写故に公開禁止となり、その反応が日本に伝わった結果、上記語句が生まれたそうです。
要は「ダメと言われれば言われるほどやりたくなる」というやつ。
遠く神話の時代から、古今東西人類にはこの、所謂「見るなのタブー」が呪いとしてかかってる。
ていうかアダムとイヴに、「この楽園でどんな遊びしててもいいけど、この実だけは食べるなよ」の時点で、創造主からかけられてる呪い。
ダメと言われた時点で、言われた側はまずその禁忌の領域に輪郭を与えてしまう、まずそれ自体が創造主の罪じゃん、ていうw
わざとなの?何に気づかせようとしてるの?それ、どんなお戯れなの?w
昨日書いたマジックマッシュルームドキュメンタリーの主人公、ポール・スタメッツも、覚醒に関する本を友達に貸したらそのお父さんに本を燃やされたから探求本能に火が付いたって言ってたわよw
話が脱線したけれど、史上最悪とも評される大叙事詩映画も、CGとAIに溢れつつあるテクノロジー時代において観てみると、そのあまりにも冗長なこと、絢爛豪華なこと、そしてその遠慮のない野蛮と狂気の描写全てが、人間のエロという欲望を集約した金と人力でなされたことに、軽い眩暈と吐き気を覚えて。
全てが情報化され均質化され、秒で消費される世界で。
もはやカルトもアンダーグラウンドもほぼ存在し得ない地球で。
己の欲望に忠実な者は時に批判され、誹りを受けるけれど、
我々は神々の時代から、そもそも欲望を携えて生まれてきているのです。
人類のラストフロンティアは、人間の意識乃至欲望なのかも、しれません。
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