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HSPによるHSC子育て記録③*「二学期スタート」

幼稚園二学期がスタートしてのお話。

まず始業式。
兎に角人が沢山集まる場所は苦手な息子。
分離不安とパニック症状も出て大号泣です。

先生もあの手この手と頑張ってくれたんですが、息子には逆効果で大パニック。
私から引き離されるのに強い恐怖を持っています。

パニックになって大泣きしている時には何を云っても届かないしこどもの気持ちもわかりません。

先生が色々話しかけてくれても、それ自体が嫌で仕方ないし、抱っこや触られたり引っ張られたりも嫌で仕方ないし、自分の気持ちがぐちゃぐちゃに掻き乱されてしまって、落ち着こうとしてるのに邪魔されてる感じになってしまいます。

HSCはこちらの感情も読み取るし影響するので親があわあわ焦ったり怒鳴ったりは禁物。
まずは親が動じない、そしてどっしりおだやか〜に気持ちを整えます。

私の場合は「ここにいるよ、大丈夫だよ、ゆっくり息を吐こう、ゆっくり呼吸しよう、落ち着いて、こころをあっためて、ぴかぴかにしよう。もう大丈夫、安心安心。」とゆったりした声で囁きながら泣き止むまでただ抱きしめて静かにしています。 

いつも自分でコントロールして安心できるように、おまじないやおまもり等をつくっておくと尚善いです*

温泉好きな我家のおまじないは

「安心温泉ほっかほか〜!心ピカピカげんきになった!」というアホらしい唄です^_^笑
でも凄く効果的☆

落ち着いたらこどもは自分から話してくれます。
その時こどもの言い分をしっかり聞いてあげて、それがどんな理由でも一度受け止めるというのを大事にしています。

二日目はお友達のお誕生日会がありました。
これまた息子の苦手なコーナー。
お友達のお祝いしてあげたいけど、ママ無しでお部屋に居ることができない...
わかっているけど出来なくてこわくてもどかしくて、そんな自分を沢山責めてしまうHSCさん。

こういう時は息子の気持ちを聞き、その気持ちに寄り添いながら「こういうやり方はどうかな?」と"何故できないか"ではなく、"どんな方法ならできるか"をポジティブに納得するまで沢山話し合います。

この日は私と一緒にお部屋の外から眺めるという選択をしました。

この二日とも息子ひとりではかなり心細かったと思いますが、とても嬉しいことに同じクラスのHSCの男の子と仲良くなり、どちらも一緒に過ごせたことが本当に有り難いことでした。

息子と似た感性を持ち、優しく知性のある気の合うおともだち。
ふたりでいると、何事も愉しめるし、お互いがいることでやる気や勇気に繋がっていていつも支え合っています。

HSCさんは人との深い繋がりを好み、「思いやり」や「共感」を大切に思う傾向があります。

沢山お友達はいるけど、こういう共に色んな感覚を共有できる同じクラスのお友達が出来たことが、本当に善かったなと思います。

ふたりのやり取りがとても優しくてお互いを想いあっててほんわかします^_^

そのお友達も今までは幼稚園の玄関から先に入れなかったけど、息子と友達になってからはすんなり一緒にお部屋に行けるようになりました。

お互いがいるから、"会いたい!" "幼稚園に行ってみよう" "一緒にやってみよう"と思えるので、これからも協力し支え合って幼稚園の色んなことに挑戦していけたらと思っています*

読んで頂き有り難うございました^_^
次回は幼稚園に行けない時の「おうち幼稚園」のお話です*

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