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TABIPPO学生支部って何?旅を広めるって怪しい?圧倒的少数な高校生が紹介します!

初めまして、りなといいます。旅が大好きです。

でも、高校生なので時間もお金もない。だから、新しい場所とか、人とかに出会う体験全般を、勝手に「旅」と呼んでいます。できることなら旅らしくパリに今すぐ向かいたいのですが。パリ五輪大応援中です。(2024年8月18日追記:記事をゆっくり書きすぎて終わってしまいました!楽しかった!)

私が最近始めたこと、山のようにあるのですが、例えば、大河ドラマ視聴、代々木公園の食べ物フェス参戦、受験勉強、TABIPPO学生支部。

今、え?何それ?と思った方、センスがいい!!

旅を広める。そんなシンプルすぎるテーマを掲げて、よく分からない活動をしている学生団体について語らせてください。

旅ってわたし的に何だろう

旅って移動とは結構違うよね

旅と言えば国内や海外への旅行でしょう。
ただ、旅行って移動がとにかく多い。
飛行機に半日も乗って、その後船に乗って、四捨五入したらこれはつまり移動じゃないかと突っ込みたくなります、いつもいつも。

一番大変だったのは、カナダのカナディアンロッキーに旅をしたとき。
15時間のフライトで脚はパンパンだし(エコノミークラス症候群ってかなり危ないのでみなさんは気を付けて)、時差ぼけで早朝はお祭り騒ぎ、
午後は意識を失いかけながらという壮絶な一週間でした。

後は、つい先日行ってきた滋賀・京都旅の帰り道。
競技かるたの一番大きな大会に琵琶湖のほとりで出場したのですが、まさかの帰りに東海道新幹線が止まってしまい、福井まで回って帰ってきました。そこでもまた色々あったのですが、、旅に移動とトラブルはつきものですよね。


じゃあ何で旅をするの?それが楽しいの?

いえ、別にわたしは移動自体がだーいすき!というわけではありません。
個人的にはどこでもドアが欲しい。

旅に行くために、チケットを取って、地球の歩き方を買って、荷造りをして、餞別をもらい、早起きして向かう。友人の遅刻、突然の腹痛、変な宿のオヤジに高すぎるビッグマック…
こんなに面倒なこと、わざわざやる理由が見当たりません。

wordで作成したのが見え見えの過去のわたしの心情

確かにそうなのかもしれません。現に、若者の間では海外旅行離れが進んでいると耳にしますよね。

17%。何の数か分かるでしょうか。二年前に天下を取ったプリ機でしょうか。それは97%ですね。読み方知ってますか?これ。キュウジュウナナじゃないんですよ。

ヒント。 https://www.travelvoice.jp/20240719-155988

日本人の83%がパスポートを持っていないなんて噓に決まってる!陰謀論か!!

そう、17%はパスポートの所持率です。
上に貼った記事によると、これは「先進国の最低水準」で、「円安や物価高、仕入環境」といった問題が背景にあるけれど、でもやっぱりこれは問題だとのこと。
「若者が海外に出なくなることは国際競争力そのものに関わる問題」としています。

まあ、言われてみれば分かるような気もするのですが。海外がニュースで出てくるときには大抵、まあ不穏な事件が多いような気がします。

戦争、噴火、事故、治安が悪い、銃の乱射、経済が破綻、、

数えたらきりがないし、そんな状況で、言葉も分からないのなら楽しく過ごせるかも分からない。そう考えると、日本にいるのは妥当な判断と言えるのかもしれません。分からないけど。

それでも、何故か旅に取りつかれている人が(わたし含めて)世間に存在する。何故なんでしょうか。

なぜYOUは旅に行くんだい

難しいです。自分がイエベなのかブルべなのかも分からないわたしには難しすぎる。(あれ、黄色人種だからイエベだと思うのは全然間違いらしいです!!松崎しげるさんはブルべ冬!!!)

でも多分、旅が「まっさらで本当の自分」になれる場所だからだと思います。

話は変わりますが

「自己」って何だろう、とよくふと考えます。一人でいるとき、授業中、部活中、友達と遊んでいるときにも。それでもよく分かりません。

再利用された吹き出し

なんて、考えすぎて沼にはまって怖くなることもしばしば。そういうところがめちゃくちゃENFP。多分。

でも、誰かが書いていたことで、最近腑に落ちたことがありました。

曰く、「自己とはつまり、他人との差異なのだ」だそう。
赤ちゃんは、他者を認識することで初めて、その他者の行動の対象としての自己を認識する。例えば、「父親」という立ち位置の父と、一人っ子の自分。数学が得意な友達と、理科が得意な自分。周りの誰にもない趣味を持っている自分。
「自己」を形作るのは、周りの人なのかもしれません。

思い切り記事のテーマからずれるかも、というかずれますが、これも印象深く読みました。ちょっと考えてみるのも面白いかも?どつぼには嵌らないようにね!夜はおすすめしないよ!!

その点で、

旅というのは異色です。特に海外旅行。誰もあなたのことなど知りません。
言葉も文化も違うから、周りは、何の先入観もなく、あなたのことを捉えます(アジア人だ、とか若い女だ、とかはありますが。ただ、ほとんどの人にとってそれは先入観には繋がらない。逆に、そうであるからわたし自身が何だと考える人と関わるのもどうなんだい)。
だから、多少いつもは抵抗があることだって、思い切ってやってしまっても、誰も「らしくないね」なんて言わないのです。で、それが新たな自分を思いがけず発見することに繋がるかもしれません。

これに含まれる悪意に君は気づけるか!でも私は悪気なく言っちゃってそうで怖い


そんな、旅先での解放感が一つの魅力です。

「旅の恥はかき捨て」って言葉、本当にその通りだなって思います。
あれって、辞書によると、「旅先で恥をかいても、それをネタに後々まで馬鹿にされるようなことにはならないので、その場かぎりと思って忘れるがよい」という意味らしい。なぜちょっと上から目線なんだ。

別に全てかき捨てなくていいけれど、日頃はできないそれがオプションにある。まるで人生にない「control‐z」が現れたみたいに。そんなしがらみのなさが、旅の独特な空気感だし、旅以外ではなかなか手に入れられないものなのではないでしょうか。

全てはテンポラリーでありパーマネントではないのか

でも、別に旅先ではすべて一期一会、ずっと続く繋がりはできないというわけでは別にないですよね。ホームステイをきっかけに国際結婚したり、一生涯の親友に旅先で出会ったり。

わたし自身、恋バナの9割は海外の友達とばかり。毎週フェイスタイムをして、旅行や留学からの友達と話しています。むしろ、交友関係が被らない分盛り上がるし、おすすめですよ!文化が違いすぎて、お互いアドバイスが全く参考にならなかったりしますが…笑
ブラジル人の友達は超アグレッシブでびっくりしました!!こんどそんなことも記事にできたらいいなあ

わたしは日本には馴染めなーいとか言ってたけどめっちゃ馴染んでたわっていう気まずさの知

次も似たような話ですが、海外旅行をして、文化が違うところに放り込まれるのは、それ自体が自分を変えていくように感じます。
これまでの17年間、日本で作ってきた人間関係に嵌っているピースのわたし。自由にやっている、そう思っていても、みんなと同じようになりたい気持ちはあります。

あまり好きになれない流行りってありませんか?

例えば、4年くらい前に流行った熊手みたいなシースルー前髪とか。熊手みたいだなと毎日思っていたけれど、がっつりやっていました。中学生時代の写真は黒歴史なので貼れませんが、、

ああもう見ていられない、縮小サイズでお届け

それっておそらく、みんなが、雑誌が、「可愛い」と言うから、自分の好みではないそれを信じ込んでいただけなのです。感染症みたいに!
例えが悪いですが、でも別に影響されるのって悪いことではないとも思います。似合う人は似合っていたしね!(個人の意見です!!!シースルーも可愛いよ!!)

でも、そういう風に「浮きたくない、同じでいたい」という気持ちって、段々と自分に浸食してくるものです。

それが一番自分を影響していたのは、ちょうど一年前くらい、わたしがアメリカに渡ったときでした。
可愛く、楽しく、JKらしくいたくて、でも、みんなと同じなのも嫌で。インスタで#JKブランド を調べては落ち込んだり、逆にやる気を出したり。そんなことをしていました。(さっきキューナナの話をしましたがこの頃はTODAYLっていう機種が出て、それがもうばち盛れ!天才!顔面が奇跡!)

からの渡米

でも、アメリカ、ミシガン州の高校に一年間行って、まったく価値観が変わりました。(Pledge of allegiance言えるので会ったら披露させてね)

アメリカは個人主義のようなイメージがあるかもしれませんが、高校生の中のスタンダードはもちろんあります。あのブランドのタンクトップ、デニムショーツ、コンバースはちょっと古いからナイキがいい、などなど。
みんな、自分の好みとかバックグラウンドと、その高校生像の間でどこか戸惑っている部分もあって、日本と変わらないなと感じました。

それを体感して、わたし自身はどこか開き直り始めたんです。絶対的な圧力を持って、「可愛い」の定義にふんぞり返っていた束感シースルー前髪も、y2kも、海さえ渡ってしまえば何の力もない。だってこっちでは、ルルレモンがその信仰を集めているから。でもルルレモン、日本じゃまず見かけませんよね?そんなもんなんです。

話がまとまってくれませんが、わたしが言いたかったのは、人間なんてすぐに影響を受けるし、周りの文化が変われば、そこに嵌るように順応していくものだっていうことです。
でも、それに気づいていれば、その変化の中でもぶれない芯に気づける。それが多分「自己」ってものじゃないでしょうか。多分。
で、その変化をエンタメ性や人との繋がり、人としての経験や成長と共にもたらしてくれる、それがわたしにとっての「旅」というものです。


ちなみにわたしはこの中にいたけどチキって20cmくらいしか投げ上げられなかったなのにも
関わらずタッセルがどこかに飛んで行った

しかも旅の問題としては、その解放感や、凝り固まった自分の考えを粉々にされる感じが何とも癖になること。最初に書きましたが、旅をするってお金も時間もかかりがちなのです!!

でもいいんじゃない?

食べたらなくなるお菓子とか、どうせすぐに最新モデルが出るスマホより、コスパはいいかも。一度、色々忘れて飛び込んでみませんか?

TABIPPO学生支部とは!!

そう思ったそこのあなた

でも、上みたいに泣きたくなる人もいるかもしれません。旅って、英語が話せなかったら、目的意識がなかったら、五つ星ホテルに泊まらなかったら、巨大な虫と戦えなかったらできないと思っていませんか?
でも、TABIPPOなら、その活動一つ一つが、間違いなく旅へと背中を押してくれます!

やっと紹介できるぜ

TABIPPO学生支部は、主に大学生、ものすごーく珍しいけれどたまに高校生のいる学生団体で、「同世代に旅を広める」ために活動しています。
日本にいる人だけでなく、留学中とか、世界一周中だとか、もしくは日本にいても地方だとか、そういう人が沢山います。わたしも入ったときは海外でしたし!

きっかけ

わたしが入ったきっかけは単純で、Tabippoの「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」という本に、10歳くらいのときに本屋で衝撃を受けたから。
でも、海外大に進むかもと考え始めたときに、今入らないともう一生入れないかもしれないことに気づいて、高校生だけれど思い切って入りました。
高校生だと自由度も低いし、忙しすぎるしでまだまだ全然ですが、後悔してないです!周りの人がどんどん面白そうなアイディアを形にしていっている姿やプロセスを見るのが楽しいし、自分の中でのモチベーションになってます!

BackpackFESTA

一番大きなイベントは、毎年国内各地で開催される「BackpackFESTA」
わたしは未経験ですが、大抽選会、旅人たちとの交流会、様々な出演者の方々のトークライブなどで毎年大盛況だそうです!めちゃくちゃ楽しそう!

その中の一大イベント、Dreamは、何か月も前から準備してきた参加者の熱い方々が、溢れ出る想いを発表する夢に溢れすぎているイベントで、リール審査などを経た面白すぎる人たちが、舞台上で実際に信念パフォーマンスします。
そしてなんと、観客審査で選ばれた人がその場で世界一周航空券をゲットするTabippoらしさ全開のイベント!

Tabippoホームページの、昨年の紹介記事です。ぜひ!

いつもは何してるの

日頃は、それぞれが複数のチームに別れて、発信や企画、チーム内の運営など様々な活動に励んでいます。メンバーでタイに合宿に行ったり、企画して小旅行に出かけたりと楽しみまくりながらも、自分の作業をこなし、連携してチームを進めていくみなさんがすごすぎるし学ぶことばかり!

わたしは、帰国してからも何だかんだ忙しくて、オフラインでは全然なのですが、、チーム内SNSからも伝わるくらいメンバーの癖と勢いがあって、毎日インスパイアされることばかりです!
あまり参加できなくても、オンラインでほとんどのことが進むし、雑談・作業ズームも時折あるので楽しい!

面白いのでホームページも覗いてみてくださいね

わたしもこれからの一年、頑張ります!!記事上手に書けるようになりたいしもっと色んな人と話せるといいな!
とりあえず夏休みの宿題終わらせます!!!


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