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rina
2022年6月19日 12:55
突き抜ける青い空なんて望んでいない。高い位置から見下すように照らしつける太陽の顔なんて見たくない。分厚い雲に阻まれていて欲しいと思う反面、安定した気圧を望む。毎朝脳に不具合を感じつつ目を覚まして、痛む頭と付き合わなきゃいけないこの季節を恨む。6月なんて大嫌い。鮮やかな色が無い空なんてつまらない。それに抗うように空へと顔を向ける色とりどりの傘が眩しい。湿度が肌にまとわりつく感覚。想定