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今、この瞬間を大切にする ーランニング×マインドフルネスー

コロナ禍の影響で中止や延期になったレースも、少しづつ開催されています。そんな中、今年は、スカイランナー ジャパンシリーズに挑戦する予定です。そのため、冬は期間はロードで走り込んで走力の底上げ、同時に登る力もつけて、シリーズ戦(5戦)で出られるレースは全部参戦。走ったことのあるコースは、自己ベスト更新必達の目標を掲げました。

1戦目は、上田バーティカル(5Km/+1000m=走行距離5Kmで、1000m登るレース)。3年ぶりに参戦したレースでしたが、残念ながら、自己ベスト更新ならずでした。要因は、準備不足。ロードの走り込み時期に膝を痛め、山で走ることがほとんどできていませんでした。

1戦目を終えて感じたことは、「今できることをするしかない」ということです。当然のことで、頭の中では理解していても「今できることを、本当に実践しているかどうか」と問われると、自信をもって「Yes」とは言えない日もあります。トレーニング以外にも、仕事、家事、他にもやることがあって、コンディションも整わない日もあって、つい今日はここまででいいか、と思う日も。準備不足のまま走った今回のレースは、「仕方ないな、トレーニングできてなかったし」と中途半端な気持ちで終わってしまいました。

次のレースに向けて、フィジカルトレーニングのために活かせること。それは、「マインドフルネス瞑想」だと改めて実感しています。昨日できなかったトレーニングのことや、今日のトレーニングの後に片付けたい用事、明日の仕事のこと、今週の晩御飯の献立スケジュールなど、気になることはたくさんあります。それでも、やると決めたことはやる。限られた時間でフィジカルトレーニングに集中するために、マインドフルネス瞑想の実践で、「今、この瞬間」にだけ気づく、メンタルのトレーニングをする。

このことに気づけたのも、マインドフルネスのおかげです。今、この瞬間に気づくトレーニングであるマインドフルネスは、焦りや不安が出てきたら立ち返る拠り所にもなる。シンプルで、心強い。そして、強くなれるトレーニングであると感じています。


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