”Honesty is hardly ever heard” - それはほとんど出会えないものだから
ロケットマンの映画を観て、偶然Billy JowelとElton JoneのデュエットバージョンをYoutubeで聴いてみたら、涙が出るくらい心が震えた。
音楽を聴いて、考えるというプロセスをすっ飛ばして反射的に涙が頰を伝うのなんてどれくらいぶりだろう。
(Honestyは5.01〜)
サビ(?)はHonesty is such a lonely word...だけど、私は、それに続く、魂の叫ぶような、”Everyone is so untrue”の2行目が、特に心にきた。
・・・っていうか、Honesty is such a lonely word...は知ってたけど、そのあとに、そんな言葉が続くなんて、知らなかったわ!!!😭
世の中的には、これは恋人間の誠実さとそれを見つける難しさのなかでの孤独を歌っているとされているのだけど、
私は、honestyの向く先は、他人ではなくって、自分と感じて、聴いていた。
仕事に対する感情だとか、人生の決断に対する本心だとか、自分がどれくらい幸せだとか、相手をどれくらい信頼してるとか、
こうであるべきって気持ちや世間体のなかで、自分自身に対していろんなものを正直に認識して、正直に生きている人って、すごく少ないから。
自分の感情に対して正直であることをつらぬいて生きていくというのは、
そんな世の中で、とても孤独なこと。
それを探すのは、恋人を裏切らない人を探すより、よほど難しいこと(スーパースターじゃない人にとってはな・・・!)
でも、だからこそ、人からどう見えるかや、社会にどう認識されるかで自分を騙さない、そういう人との心からのつながりが、欲しくなる
それが私の、この曲の勝手な解釈・・・
Honesty is such a lonely word
正直さ、それはなんて孤独な言葉だろう
Everyone is so untrue
みんな、嘘ばかりだから
Honesty is hardly ever heard
自分自身への正直さなんて、ほとんど見つけられない
And mostly what I need from you
でもそれが、もっとも私が欲しいもの
※この歌詞のhonestyは、「誠実さ」と訳す方が一般的で、私の意訳版です
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