見出し画像

不登校について学ぶ

今回は不登校についての記事です✏️

私自身も高校1年生の時に入学して
一週間の内に学校に行けなくなり
半年間は不登校でした。

半年経ってからは通信制の高校に
転校してそれなりに楽しい学校生活を
送れていました。

今となってはそんな時もあったな、
と思えますが、学校に行けなかったときは
本当に地獄でした。

行かないと行けないのは分かってはいるけど
「怖い」「不安」

そして教室が「出れない檻」のような
感覚だったので行くのが本当に苦痛でした。

車で連れて行かれるも
走行中に何回も車のドアを開けて
降りようとしてた時もありました😅

そんな不登校について勉強し
少しでも辛い思いをする人が減ればな
と思います。

今までのサクッと読める心理学シリーズは
こちらからどうぞ!

1.不登校の実態

まず、不登校とは何を指すか?

それは「主として何らかの心理的・情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、登校しない(したくてもできない)状態で、年間欠席30日以上」のことを指します。

2014年度の小中学生の不登生徒数は122,897人
2021年度の小中学生の不登生徒数は196,127人

かなり増えています。

そして学年が上がるにつれ
不登校児童・生徒数は増加しています。

2.不登校になる要因とは

では次に不登校になる要因とは
何なのでしょうか?

今回は小学生と中学生に
フォーカスしたデータで
上位3つをあげます。

<小学生の場合>
・情緒的混乱(36.1%)
・無気力(23.0%)
・親子関係をめぐる問題(19.1%)

<中学生の場合>
・情緒的混乱(28.1%)
・無気力(26.7%)
・友人関係(15.4%)

どちらも情緒的混乱が見受けられます。
学生の時期は特に多感でもあるので
混乱は起きやすいのだと思います。

以前に多感な頃についての記事
も書いていますのでよかったら
ご覧ください・・・

3.子どもが不登校になったらどうする?

子どもが不登校になったら
「なんで行かないんだろう?」と
不思議に思ったり怒りを感じたり
どうしたらいいかわからず
困惑することもあるかもしれません。

まずは1番しんどい、つらい思いを
しているのは本人だ
、ということを
理解してあげましょう。

そしてあまり干渉しない方が
よかったりもします。

焦って無理矢理行こうとさせても
返って嫌な思いをすることもあります。

まずは家で休息させてあげて
元気になってからまた考えれば良いよ、という
スタンスが本人も安心するかと思います。

そして絶対ダメなのが怒ることです。
私も不登校になったときには
親に叩かれた記憶があります。

「理解されない」「行かない自分がダメなんだ」
と悲観的になりました。

何度もお伝えしますが
1番しんどいのは本人なので
そこは理解してほしい所です。

4.自分が不登校になったらどうする?

自分が学校に行けないことに
責める必要はありません。

そういう時間も必要なのです。

焦る気持ちもありますが
学生生活は人生でみると
ほんの一部にしかありません。

家で退屈であれば好きなことに没頭しても
良いと思うし、何も気力がわかないのであれば
ぼーっとテレビをみるも良し、
YouTubeを見るも良し、散歩にでるも良し。

(私は不登校の時、授業のあっている時間帯は
外に出たらダメだな、と思ってました。
でも外に出て活力になるなら良いんじゃないかなあ・・・)

大人になって思うのは
あの家にいた時間に何か勉強しとけば
良かったな、と思います。
もちろん当時はそんな気にはなれませんでしたが・・・

勉強とか好きなことをする時間って
大人になるとそういう時間って
作るのが大変だったりする・・・

とにかく「自分を責めない」
「何かに夢中になる」
「夢中になるものがなければ
それでも良いから何か行動してみる」

そして元気になったら
学校に行けば良いのです。

色々な意見があるとは思いますが
実際に自分が不登校になった者の
意見です。

何か参考になれば幸いです🕊

----------------------------------------------
福岡県在住24歳👒
16歳でうつ発症、4回の精神科入院
服用歴8年目
精神障害者手帳3級
2022年から大学で心理学専攻📚
「生きにくさを感じてる人達が少しでも生きやすくなりますように」
----------------------------------------------

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?