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恐怖症について学ぶ

誰もが「不安」を感じたことは
あるかと思います。
最近起きた地震に「不安」を感じたり
新しい環境に行くことに「不安」を感じたり。

しかし不安という感情は
健康的な日常生活において
必要とされています。

ただ、過剰な不安となると心配です。
今回はそんな「不安」と「恐怖症」について
学びたいと思います✏️

1.不安の症状

不安なことが起きると
動悸、発汗、悪心(吐き気)、食欲不振などの
自律神経系の変調が起きます。

また、視線の動揺であったり、体重の増加などの
行動上の変化も起きます。

このような症状は神経症とされていて
以前はよく「ノイローゼ」と呼ばれていました。

2.恐怖症について

恐怖症は大きく3つの部類に分けられます。

①限局性恐怖症
特定の対象や状況に対する恐怖のこと。
例えば高所だったり、虫だったり、
狭い所だったり。
この限局恐怖症は最も頻度が高く
身近に起きやすいですよね!

この対処法は苦労して克服するよりも
恐怖の対象を回避する工夫をすることが
良いようです。
(確かに嫌な思いをするより良い!)

②社交恐怖/社交不安障害
この言葉はよく耳にする機会は多いのでは
ないでしょうか?

社交恐怖は注目されることに対して
強い不安や恐怖を抱くものです。
その症状が職業や学業において
機能低下を生じさせることもあります。

この社交恐怖/社交不安障害は
青年期に初発することが多いです。

また性格とは別の問題であり
なんらかのきっかけで
社交恐怖が起きることもあるので
他人事ではありません。

治療は薬物療法や認知療法が
効くとされています。

③広場恐怖
広場恐怖は、不測の事態が起きた際に
脱出したり助けを求められない場所や
状況に置かれる恐怖のことです。

電車や飛行機などの閉鎖空間で
起きやすいとされています。

こちらも性格とは関係がなく、
何らかのきっかけで発生することが多いのです。

3.おわりに

このように恐怖症とは
もともとの性格に関係なく
突然出ることがあります。

私はよく思うのですが
精神疾患は誰にでも起こりえると
思っています。

「自分は強いから大丈夫」
ではなく、他人事と思わずに
こういう病気や症状もあるんだな、と
多くの人に知ってもらいたいです。

何か参考になれば幸いです🕊
明日も無理せず過ごしましょう✨

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福岡県在住24歳👒
16歳でうつ発症、4回の精神科入院
服用歴8年目
精神障害者手帳3級
2022年から大学で心理学専攻📚
「生きにくさを感じてる人達が少しでも生きやすくなりますように」
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