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暇な大学生による、法学部を選んでよかったこと7選

現役法学部生の視点から、法学部で良かったと感じたことを記念に書き留めておきたいと思います。完全に私見です。

1,真面目な人が多い

法学部は他学部に比べて真面目な人が多いです。大講義に出ると分かるのですが、圧倒的黒髪の多さよ。大学内を歩いてると髪染めてる人が多いのですが、その中の数少ない黒髪の人だけ凝縮しました!という感じ。です。
それだけ真面目で、ウェイウェイすることに無頓着な人が多いです。
これの何が嬉しいかというと、授業中静か!(ウェイウェイ他学部の授業は私語が多くて本当にうるさい)大学でちゃんと勉強したい!という人には良い環境だと思います。

2,出席をとらない

これは学校に行くのがあまり好きじゃない人におすすめです。
法学部の授業は出席を取らないことが多く、その場合は期末テストのみで成績が付きます。ということは、授業に出てなくてもテストで点数を取りさえすれば単位がもらえるんですね。
その分テスト前に勉強しないといけませんし、きちんと授業に出てコツコツ勉強するに越したことはありません。が、出ていなくても(自分で勉強すれば)単位を取れる学部です。

3,卒論がない

大学4年生の後期には、卒業論文を書くことが卒業要件になっている学部が多いです。しかし、法学部は大学院試験を受ける法曹志望者も一定数いるためか、卒論がありません。そのため、単位を取りきった4年生後期は完全自由に過ごすことができます。

4,本好きな学生が多い

これは完全に私の感覚なので、本当かどうかは分かりません。
同じ学部の友達は本好きな人が多い印象です。
法学の勉強は、判例をたくさん読んだり、それに関する文献、条文、全て「文」です。図なんて全然なくて、毎回大量の文章のみが書かれたスライドを講義で写し、それを永遠に読み続ける先生もいます…。(ヤメテ…)
毎回の勉強で大量の文章を読むこともあってか、それに抵抗のない人=本好きな人が多いのではないかと推測してます。
また、法学部の授業は条文の解釈とかが大事なので、ある程度の国語力が必須であり、ということは日常的に本を読む人が多いのかもしれません。

5,進路の選択肢が多い

法学部に進むと、弁護士や裁判官、検察官などの法曹になるというイメージが強いと思います。実際に、弁護士になりたいのかよく聞かれます。
しかし実際に司法試験を目指すのは、3割程らしいです。その他にも進路は色々あり、公務員試験を受ける場合には、受験科目に法律科目(憲法や刑法、民法、行政法など)があるため、法学部だと有利なようです。民間企業に就職する場合でも、法学部で学んだ知識や論理的思考力が評価されるため、就職には強い学部なのではないかと思います。そのほかに、行政書士や司法書士などの資格を取って働く人もいます。

6,論理的思考力が身につく

法学部って、暗記が多いというイメージありませんか。
私は入学当時そういった先入観があり怯えていたのですが、学びの核心は条文を覚えることではありませんでした。
最も重要であると感じたのは、「三段論法」とか「リーガルマインド」と呼ばれるような、論理的に筋の通った順序・方法で問題を解く力です。数学の証明を解く感覚に似ていて、前提条件をしっかりと定め、法律の条文を数学の公式のように用いて問題を解いていくという感じです。4年間これをやると、論理性が養われると思いました。賢くなれます。

7,法学部ちょっとかっこいい

六法とか持ってるし。困った時には法律の知識が役立ちそう。なんとなくかっこいい。たぶん。
せっかく4年間勉強するなら、中立公正な法学部、どうですか。


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