[りんごの転がり人生]7_1:夢を見つけて、夢を追いかける挑戦編「りんご夢への挑戦!ミニ四駆」
私が今第一優先で掲げる夢の始まりとその過程のご紹介です。【夢】の実現は容易(たやす)くはありません。でも、諦めなければ(あなたがその夢を終わりにしなければ)必ず実現します。
【夢】を実現させるためには、自分の理想とする「上手くいくイメージ」を持ち続ける。上手くいかない状況を繰り返しながら、何度もトライして「イメージした現実」を手繰(たぐ)り寄せることが必要です。私が出くわす上手くいかない状況の中でどう考え、どうやって【夢】を手繰り寄せるているのか、その様子を感じていただければと思います。そして今あなたが目指している【夢】を諦めない力になれば嬉しいです。
りんご夢への挑戦[ミニ四駆]
りんごが追いかけている【夢】
・ミニ四駆のコースを常設したお店を開く
・地元でミニ四駆のレース大会を開催する
思い続け、伝え続けた形がやっと見えてきた。
夢の実現を後押しするピースが集まり始めた。
さあ形にしよう!
●始まり
それは、りんごと旦那さんの主催する[ミニ四駆の組み立て教室]に来てくれたお母さんの一言だった。
『(ミニ四駆の部品)市内では、どこで買えますか?』
私はちょっと言葉につまづいて
「市内?って、◯◯市内ですか?」と尋ね返しながら、その答えを待たずに
低いテンションで言葉を続ける。
「市内では買えません、販売しているお店がありません。」
お母さんの質問が続く、
『作ったミニ四駆はどこで走らせたらいいですか?』
私はさらにテンションを下げて、申し訳なさそうに答える。
「ミニ四駆は専用コースが無いと走らせる事が出来ないのですが、そういった場所は近くにはありません。」「県南の◯◯市まで出かける必要があります。」
私の住む地域、つまりお母さんとその子供の家がある地域には玩具屋は1軒も無い。嘗てはあったが全て消えた。
例え小さい部品でも、手に入れるためには60キロ以上車を走らせ、遠くの街の玩具屋に行くしかない。
さらに、作ったミニ四駆を走らせるためには県南にある専門店に行き、高い駐車場代とコースの使用料を払い専用コースを利用する必要がある。
子供の遊びを確保するという理由だけでは負担が大きくかなり厳しい。つまり、「諦めろ」という話しになる。
やるせなかった。
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●ミニ四駆を走らせる場所がない!
実は私の旦那さんは大のプラモ好き。ガ◯ダムはもとよりあれこれのコレクターでもある。「ミニ四駆」も全盛期に一度ハマり、引退していたが広島在住中にある漫画がきっかけで復活した。広島時代には仲間と夜な夜なお店のコースで走ったり、あちこちの大会にも出かけていた。
2016年に勤めていた職場が突然無くなるという状況になって、私と旦那さんは転職&転住をした。再出発を決め移り住んだのは岡山県の県北にある私の実家だった。広島市内の生活から比べると、それはそれはおとぎ話に出てきそうな田舎暮らしが始まった。
田舎暮らしは思ったより快適で、旦那さんもすぐに馴染むことができた。
近所には年の近い飲み仲間もでき花見だBBQだとワイワイ楽しい日々が過ぎた。「ここにずっと住みたい。此処を離れなくない」旦那さんがそんな言葉を口にし出して、この地に根を降ろす覚悟を決めた。
ただ本当に山しかない地域で、ネットのおかげで買い物には困らないが、流石に今までやっていたような街の暮らしや活動はできない。そんな中旦那さんは「ミニ四駆を走らせる場所がない、こうなったら自分で作る!」と叫び始めた。
当初、その叫びは虚しく山々に響くだけだった。近所の仲間達からも本気で相手にはされなかった。「ミニ四駆?」名前くらいは知られていたが所詮子供のおもちゃに過ぎず、魅力やそれを使って「地域を活性化したい」と夢を語っても熱意は今ひとつ伝わらなかった。
でも、旦那さんは諦めなかった。虎視眈々と機会を狙いヤフオクで安く売られているコースを見つけ落札した。隣の県まで出かけ段ボール数箱を軽トラに積んで帰ってきた。
「これでコースが作れる!あとは場所だ。」
しかしコースを常設できる場所探しは難航した。借りれる空き家や倉庫を探したがなかなか折り合う物件は見つからなかった。廃校になった小学校を共同で借りて玩具の館にしようという計画もあったが、コロナの波に飲まれて消えた。
●捨てる神あれば拾う神あり!
「ミニ四駆を作って走らせるイベントをしたい」を叫び続けた結果、近所に住む市の広報さんが地域協力隊の人に取り次いでくれた。縁は繋がり、地域活性プロジェクトで再生した古民家のお披露目イベントとして第1回目の「ミニ四駆組み立て教室&走行会」の開催に漕ぎつけたのだ。ヤフオクで手に入れたコースは日の目を見、子供たちの歓声を浴びたのだ。
その後は、地域の「文化ホール」や「体育館」を借りて走行会やレースを開催。【作って&走らせよう】をキャッチコピーにチラシを配って参加者を募った。
しかし、折しも世の中はコロナ禍に突入。何度も何度もコロナの波に飲まれイベントは中止を余儀なくされた。イベントの日を狙ったかのように上昇する感染者のグラフを眺め、「緊急事態宣言」の文字をニュースで見ては泣く泣く中止を決めた。
それでも、回を重ねるごとに参加者が増え。「ミニ四駆」の沼にハマるキッズ達の笑顔や悔し涙を見ることができるようになった。
そんな中で冒頭の場面が訪れる。
私は田舎に帰ってきてから、お仕事を探す中でネットビジネスに出会って、「これをやろう」と取り組み始めていた。理由は、ずっと抱いていた私の夢「転がりこんだ実家(築150年の古いだけの民家)を建て直したい」「畑の近くにペンションを建てて美味しいご飯とくつろげる時間を提供したい」、この夢が現実になるかもと思えたからだ。
この実家再生とペンションの夢は今も消えてはいないし追い続けている。
でも、上記の事件で(お母さんの放った一言で)
私の夢の優先順位は変わった。
「ミニ四駆のコースを併設したお店を作る」ことが
「ペンション経営をしたい」野望を押し退け夢の優先順位1位に浮上したのだ。
「コースを併設したミニ四駆ショップを開きたい。」これは、お母さんの言葉を聞く前から旦那さんと私の悲願でもある。でもなかなか条件を満たす物件には巡り合わず現在模索中だ。
潤沢な資金があれば、そこら辺の空き地をドバッと買って倉庫を建てれば思いは叶うがいくら田舎でも安い金額では実現しない。「宝くじが当たれば」にすがるのが現状だ。
でも、決して絵に描いた夢にするつもりはない。
りんごの芯にある言葉
「思えば叶う」
「実現を信じて思い描くことが現実になる」
これを30年以上自分にも人にも言い続けてきた。
今、思い描いているのは
「コースを常設したお店を開く」
ともう一つ
「岡山県北の地で、ミニ四駆のレースイベントを開催する」
この夢を旦那さんと一緒に私もずっと叫んでいるのだ。
夢(思い)を現実にする方法は
まず、できるだけ鮮明に、できる限り詳しくイメージすること。
(まるでそこに存在する、実現しているかのように思い描くこと)
それができたら次はそれをできるだけ沢山の人に話すこと。
(自分が描いたイメージを伝えた人にも同じようにイメージしてもらう)
そうして、同じシーンを共有する人が増えれば
そのイメージは限りなく現実に近づく
そして、現実になる。
「思えば叶う」ことを証明してくれるのがこの夢の実現だと思う。
今度同じ質問を受けたら「ウチに来てください」と笑顔で答える
地域を巻き込んでみんなが笑顔になる(収益が上がる)イベントをやる
ミニ四駆の活動を本格的に始めて4年目の春、
いよいよ夢を現実にするためのピースが集まってきた(^^)
さあ夢をこの手に掴もう!
(この話続き、これからの経緯はTwitterやInstagram、またこのnoteでもご紹介していきます。是非応援よろしくお願いします。)
では、このnoteの題名「りんごの波瀾万丈」お話の始まりへ
↓↓↓↓↓↓↓
*次回は1話から*、りんごの転がりプリを堪能ください(^^)
*ミニ四駆のお話の続きが気になるあなたは、こちらへ↓
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