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モテる事より大切なこと?

モテることと、モテるより大切なものと言う内容をお伝えいたします。
女性から「こんなこと悩んでいる」と相談された時あなたならどうしますか?
具体的なアドバイスや解決案を提示していませんか?
結論から申し上げるとそれはモテる為の最適解ではございません。

モテたいのならば「女性の悩みにアドバイスをしてはいけないのです」
どういうことかと言うと、女性が何かを人に相談する時は
なにも「アドバイス」が欲しいというわけではないのでございます。
女性がなにかを相談する時それはアドバイスではなく
「共感」を欲していることがほとんどなのです。
例えば「残業もすごく多くて毎月100時間くらいあって仕事もとても大変」といった悩みを受けたとします。
これには何と解答するのがふさわしいと思いますか?
これは「残業が100時間あって大変」という悩みだと思ってこの悩みに対して解決する方法を教えようとしますか?
残念ながらそれは不正解です。

正しくは「そっか大変なんだね」でございます。
なにも意見を言ってないけどいいのか!?と思うのではないでしょうか。

それでいいのです。
男性の多くは女性が悩み相談するときに女性が口にしている悩みを解決しようと考えます。
しかし実はこのときに女性が抱えている悩みと言うのは
「話を聞いてほしい」という悩みなのです。

これはそのままで自分が今抱えている悩みを誰かに理解してもらいたい。
自分が悩みながら頑張っていることを褒めてほしい。
そしてそんな自分の苦悩を誰かに共感してもらいたい。
そういった感情をひとことにまとめた悩みこそ
「話を聞いてほしい」という悩みでございます。

では具体的に女性から相談を受けたらどうしたらよいか?
とにかく話を聞くことが重要でございます。
さらに自分がその悩みに一緒に悩んでいるという事を伝える事ができればベストです。

具体的には
「大変だね」「それは酷いね!」というように一緒に怒ってあげる。
「それはつらかったね」「そんなの俺ならめっちゃつらい」というように一緒に悲しんであげる。
もっと話を引き出すためには
「それで○○ちゃんはどう思うの?」といったように相手の感情に焦点を当てた質問をするのもいいでしょう。

要するに女の子から相談を受けたらとりあえず話をきいておけばオッケーという事です。
簡単と思った方。その簡単なことができない男性が非常に多いのですよ。

さてここまで内容を見てこう考える方もいると思います。
「話を聞いていれば好感度が上がるっていうのはわかりました。
しかし、それでいいのか?もし話を聞いたとして根本的な問題が何も解決していないじゃないか!」と
モテる為には根本的な問題は解決しなくても問題はないです。

それに「根本的な問題を放置している」といえば確かに無責任に聞こえるかもしれませんが、話を聞く男性は
「話を聞いてほしい」という女性の悩みを解決しているのです。

さてここまで見ても「しかし女性はすごく悩んでいるなんとかしてそっちの悩みも解決することはできないか?」と言われる方もいます。

「悩みを解決できるなら好感度なんて上がらなくてもいい!」
このような覚悟がある方にはお教えいたしましょう。

女性から「モテる」という事だけを考えれば女性の相談に対して
「聞いていれば」十分でございます。
これは悪いことでもありませんし間違ってもいないのです。

しかし、もし「モテより女性の抱えている問題を解決するほうが重要だ」とお考えなのであれば発想を変えなくてはなりません。

女性の悩みを解決してモテるのではなく
女性の悩みを解決するためにモテなくてはいけないと。

同じじゃないかと思われるかもしれませんが全然違います。
目的が逆なのです。

人が誰かに相談をする時「共感」を求めているのは間違いありません。
しかしもうひとつ求めているものがあるのですよ。
それは勇気でございます。
そもそも人の悩みなんて言うものは
「答えはわかっているけどそれをする勇気がない」
というものがほとんどです。
ですのでその勇気を与えるためにただ応援してあげればいいのですよ。

しかし話を聞くことすらできないような男から応援されたって女性の心には少しも響きません。
なぜなら話を聞かない男というのは「自分のことを理解していない男」
なのです。
逆に言えば話を聞く男というのは「自分のことをちゃんと理解している男」ということです。
自分のことをよく理解していない男の言葉で自分の重大な決断ができますでしょうか?

つまり相談をされた時は「応援」というアドバイスをしてもいいのです。
しかしそれは「共感」という問題を解決してからでないと決して女性の心に届かないです。
これこそが「女性の悩みを解決するためにモテなくてはいけない」
という意味でございます。
自分のことをよく知らない男から
「君の選択は間違ってないよ」と言われても
『お前は私のなにを知ってるんだ?』ってなりますよね。

答えは出ているものの勇気が出ない。
そんな勇気を与えてくれるのは自分のことをよく知っている人間なのです。
その選択が女性にとって本当に正しいのかそれを判断するためには
その女性のことをよく知らなくてはいけないのです。


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