【メモ】ここ最近特に印象に残った本、漫画

「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」古賀 史健 (再読)
質、量ともにすごく詰まっているのに気づいたら一気に読んでしまう読みやすさ、説得力がすごい。今回は特に「取材」の部分を重点的に読んだけど、半年~1年に1度、そのときの自分に見えている課題と照らし合わせながら読み返したい

「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」柴 那典 (再読)
初音ミクの登場に携わった人物への取材や連結する音楽史を盛り込みながら、ボカロ文脈の出来事もふんだんに盛り込みながら描かれている貴重な資料……

「聞く技術 聞いてもらう技術」東畑 開人
カウンセラー方面から「聞く」のアプローチがされているのが面白い。今年1月に読んで以来、仕事で扱っているインタビューだけでなく雑談への関心も高まっている

「編集の提案」津野 海太郎、宮田 文久
個人的にインタビューまわりの関心が特に高まっているタイミングで読んだ。テープ起こしの話とかとんでもなかった。これまでレコーダーが出てくる前のインタビューのやり方なんて考えたこともなかったし、印刷屋と編集がどんな関係を構築していたのかも考えたことがなかった

「二月の勝者 ー絶対合格の教室ー」高瀬 志帆
ものすごく派手な筆致というわけではないのに、読んでいてとにかくゾクゾクする。わたしは中学受験経験者ではないが、自分の小学生時代を振り返ってみたりもした。6年生のとき同じ教室にいたあの子らはどれだけ熾烈な争いに身を置いていたのか

「少年ノート」鎌谷 悠希
登場人物みんな好きになってしまう物語。タイプの違う町屋と伊勢の2人が歩み寄っていくシーンがすごく印象的だった。今ある環境だけですべての問題を解決しないというスタンスも、世界を股に掛けて活躍する人物を描く物語としてすごく腑に落ちる。青春と才能の間でたくましくなっていく主人公の目つきが頼もしい。

面白いと思っていただけたら記事のスキやシェア等もよろしくお願いします^^