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中国のお米の50%はハイブリッド種というが、なにを掛け合わせたお米なの?


ハイブリッド種は違う品種の掛け合わせ


中国で作られているおコメの品種は、インディカ種とジャポニカ種の二つです。今まではインディカ種の栽培されるお米の約9割でした。最近は味への嗜好が強くなってきて、ジャポニカ種が約3割まで広まってきました。

日本のお米はジャポニカ種ですから、日本のコシヒカリのようなお米が広まってきたということですね。

ジャポニカ種はごはん単体で食べても「おいしい」とされるくらい食味がいいです。インディカ種は中国では一般的に栽培されてきたお米で、今でも根強い人気があります。

そんな昔からのお米と今流行りのお米を掛け合わせたのがハイブリッド種です。違う種類の二つをかけ合わせたから、ハイブリッド種と言うんですね。犬で例えるとブルドックとチワワを掛け合わせたみたいなことですね!


ハイブリッド種の特徴


中国のハイブリッド種の特徴は反収が高いことと、味が良いことです。

10aに900㎏取れるみたいです。日本では大体10aに540㎏なので、だいぶ多いです。味はコシヒカリ並みのおいしさです。いいところ尽くしのお米ですね!農家にも人気でるはずです。

これからもハイブリッド種が普及していくことは間違いないでしょう。種子の進化が止まりません。

ただハイブリッド種の種子は自家採取できません。遺伝子的に異なる部分があるので子孫をうまく作れないのです。

毎年、インディカ種とジャポニカ種をかけ合わせて種子を作っていました。現在は、ハイブリッド種のクローンを作ることに成功し、クローン種子が主流になってきたようです。

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中国のハイブリッド種のお話は終わりです。日本でもすでに種子は種子会社から買う時代です。クローン種子も時期に広まっていくことでしょう。
いい点、悪い点あるかもしれませんが、科学の進化には逆らえませんね。だって、省力的で、便利なんですから。

これ以降は雑談です。

中国の転作はヘチマ


中国でもコメ余りはあって、そのための転作としてヘチマが作られているといいます。

え!ヘチマって食べられるん?

食べれるみたいです!

中国のヘチマは太いきゅうりみたいなものみたいです。日常的に食べるし、焼いたらトロっとするみたい。中は白くて、あれかな、瓜みたいな感じ?一度食べてみたいですね。


日本のコメも世界に輸出できるのか?


日本はコメ余りの対策として、減反を行っています。今年は3~4割減反です。簡単に言えば、お米作るなってことですね。悲しいです。

世界では日本のお米食べたいと思っている人がいるのに、日本で消費できないから作らない。なんかもったいないです。いや、需要がないなら作らなくてもいいですよ。でも、お米だって世界の需要開拓してでも日本の特産品として売り出せばいいのに。ジャポニカ米の生産地として日本は活躍できるのに!

高級車のベンツもその安全性と上質さで高いけど売れている。日本のお米も今は高いかもしれないけど安全で質が良いという理由で売れるかもしれない。

日本の中のことだけ考えるんじゃなくて、世界を見渡してみてもいいんじゃないか?私はそう思った。

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