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読書記録② 知念実希人「屋上のテロリスト」

 こんにちは。読みに来てくださってありがとうございます。今回は最近読み終わった知念実希人さんの「屋上のテロリスト」について紹介します。若干のネタバレも含んでいるためそこの所はご了承いただければ幸いです。この本を読もうと思ったのは店頭で裏表紙のあらすじを読み、現在の日本が少し違った歴史を歩んでいた場合に起こっていそうなことを書いていて面白そうだと感じたからです。また、一応あらすじを紹介してますが著作権の関係もあるためざっくりになっております。

あらすじ

 第二次世界大戦において日本がポツダム宣言を受け入れず、それによりしばらく戦争が長引きました。その結果として東西に分断されてしまった日本の70数年後で、少女が主人公の彰人を巻き込み、テロを計画し・・・といったお話でした。

感想

 まずこの作品の裏表紙を読んだとき、とてもワクワクしました。その理由としては、僕自身がかなり歴史に興味があり、もしかしたら日本はドイツや朝鮮のように分断されていたかもしれない、といった話を読んだことがあったからです。東西分断の設定がしっかりとしていて、とてもリアルな感じがして良いと思いました。また、テロを計画した少女が襲撃した人が実は協力者であったり、少女が手を組んでいると思っていた人がただ単に少女に利用されていただけだったりと、大どんでん返しだけでなく、小さなどんでん返しもたくさんあり、すらすらと楽しみながら読み進めることが出来ました。知念さんの本は他に「祈りのカルテ」しか読んだことは無いのですが、他のものも読んでみようと思いました。

 以上になります。他にもnoteに投稿しているので読んでくださったら幸いです。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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