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【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』27

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内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』目次マインドマップ

読書メモ

Part2不確実性のマネジメント 07シナリオプランニング 不確実性を折り込む

  • 「戦国時代」「下剋上」「主役交代」「わが世の春」

    • シナリオ・マトリックスを次の2軸(「A:教育スキルの陳腐化」×「B:海外有名校の日本進出」)で考える

      • 主役交代:A・Bともに進む

      • わが世の春:AもBも進まない

      • 下剋上:Aは進むがBは進まない
        →新興勢力が台頭してくる

      • 戦国時代:Aは進まないがBが進む
        →グローバルで5本指に入るようなビジネススクールを目指すか、日本というニッチな市場に合ったビジネススクールとして生き残るか

  • シナリオを描くのは警告を発するのが目的
    あえて極端なシナリオを用意する
    →シナリオにはキャッチーな名前をつけ、気になるようなキャッチフレーズを付けてストーリーを語る

感想

相手に伝えるときには、中身だけではなく、注意を惹きつけ、心に残るネーミングも必要ということなのですね。わかりやすさとインパクトの両方がないといけないのでしょう。

ユーザーとしては、「わが世の春」以外で、適度な競争があるほうが望ましいですが、事業者といては「わが世の春」のほうがうれしいのでしょうね。

「わが世の春」とは、いいネーミングなのかもしれません。一時の儚い栄華のような感じがします。「その栄華は長くは保たないよ」という言外の警告が込められているように感じました。

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