【読書メモ】波頭亮『成熟日本への進路』1

読んだ本

成熟日本への進路 「成長論」から「分配論」へ (ちくま新書)

読書マインドマップ

波頭亮『成熟日本への進路』目次マインドマップ

読書メモ

まえがき

• 2010頃の日本の傾向（←2023年となった今でも状況は変わっていない）
  →弱者は救済せず、経済成長のみを求める（←能力主義・努力主義以外の価値観をもっていないからではないか。冷笑主義も）

  • 弱者に対して冷たい日本人（自力で生活できない人を国が助けて上げる必要はない」と思う人の比率が世界一）

  • 経済成長ばかりが話題になる

  • 日本人の寄付額は世界一少ない

  • 貧困による自殺者の数も世界一

  • 国民が国を信頼していていない（←自分たちが国を運営しているという意識も低そう）

• この本のテーマ
  →国民が自分は幸せだと思える国をつくるにはどうしたらよいか？

参考

この10年の価値観の変化 |

日本人の価値観が「冷笑主義」に向かっていることがわかるデータ。（サンプルの内訳が書いていないので、男女や年齢別で違いがあるのかも分析してほしいところ）

ただ、日本人の価値観の傾向が、2010年から同じ方向に向かっていることを証明していると思います。